ビーチボーイズ50周年企画の締めくくりとして、完全限定BOXセットがリリースされました。 ビーチボーイズは、1961年に結成され、当初はサーフィン、ホットロッド など米国西海岸の若者文化をもとにした曲が多くを占めていました。しかし、単なるロック・グループではなく、フォー・フレッシュメン、エヴァリー・ブラザース、などのコーラス・ワークを付け加えた斬新なものでした。そして、ペット・サウンズで新境地を開き、その後、スマイルの制作を開始しますが、その途中、ブライアンが変調をきたし、未完成に終わります(最近、やっと、スマイル・セッションがリリースされ、その意図、全貌がわかるようになりました)。その間、ブライアンのツアー撤退(1964年)など色んな事が起こるわけですが、その後、分裂、再結成などを経て、現在に至るわけです。 本アルバムは、豪華仕様のハード・カヴァー本(卒業アルバムのような仕様です)に、6枚のCDが収められています。ページをめくると、先ず見開きのところに、ブライアンをはじめ、現在のメンバーの寄せ書きがあります。そして、ブライアンのハイスクール時の、僕の人生観(考え方)と題する作文が載っています。そして、ビーチボーイズの秘蔵写真、メンバーによる、回想が収められています(相当珍しい写真もあります)。そして、収められいる曲のデータが掲載されています。 次に肝心のCDですが、60曲以上の未発表曲、未発表トラック、未発表ライヴ、未発表ミックスが収められています。しかし、なんといっても興味深いのは、CD5、CD6だと思います。CD5では、影響を受けたフィル・スペクターの曲も入っています。また、1965年のライヴの悲しき街角(デル・シャノンの大ヒット曲)のような珍しい曲も収録されています。 CD6は、貴重レア音源と題されているように珍しい曲のてんこ盛りです。 スリップ・オン・スルー、ディス・ホール・ワールド は美しいアカペラ曲です(上手いですね!!)。また、ライチャス・ブラザースでヒットした(スペクターの曲です)ふられた気持ちも収録されています。また、1964年のBBCでのライヴ・レコーディング、ウエンディ、パンチで行こう、ハッシャバイ、も含まれています(コーラスは上手いですね)。 まだすべては聴いていませんが、相当マニアックな選曲になっています。値段も値段ですし、かなり上級者向けのボックスだと思います。 最後に、収録曲のデータですが、完訳されていません。また、英語版には曲目の解説は付いていませんが、これはやはり日本独自に曲目の解説を付けるべきだと思いますが、いかがでしょうか!!???
ビーチボーイズの歴史が紹介されているライトな作品。 昔の素のままの映像を使っているので?な映像もありです。 五人ともサーフは一人を除いて苦手だったことなど、ファンなら分かっていることを字幕つきで丁寧に説明してくれています。 演奏も数曲入っていますが、コマ切れでないのが救いです。音質はあまり良くありません。 スマイルの件の説明と映像が初出らしいことを除けば余りお勧めはできません。 よって、ビーチボーイズのマニア向け作品と言えるでしょう。
予約する時点では、曲目が全くわからず、取り敢えず買ってみました。でも、パッケージを開けてみて、がっかり。なんら目新しいものはないんです。まあ、ある種の「ベストアルバム」と思っていただければいいと思います。ビーチボーイズのベストアルバムをお持ちの方にはお勧めしません。
10本の指に入る位好きなドラマです。 私以上に夫が好きで、彼にとってはナンバーワンだそうです。 長年サラリーマンをしている夫には彼らのような生き方は 憧れなんだと思います。 現在再放送されていますが、録画を頼まれたにも関わらず、 第一話録画失敗してしまいました。 スペシャル版も含めてDVD化希望します。 もし、DVD化されたら夫にプレゼントしたいと思っています。 良いドラマなのでたくさんの人に観て貰いたいです。
2001年のセカンド・エディションを持っていてビーチ・ボーイズ本のバイブルだったのですが、ついに待望の改定版サード・エディションが登場しました!
セカンド・エディションと比較すると、本文ページが267ページだったのが本作は302ページに大幅増ページとなりました。 内容は、詳細なデータと熱い思い入れに満ちており、読めば絶対唸ることを保証いたしましょう。 この11年間の「スマイル」発売を頂点とするビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンの活動を見事にフォローしています。
反対に、価格は3800円+税だったのが本作は3200円+税と下がっていて良心的。 この本を作った方々に心から敬意を表しますし、感謝する次第です。
巻末「ペット・サウンズ」と「スマイル」という胸焦がす文章は、セカンド・エディションでは最後に「そして今なお多くのファンはブライアン・ウィルソンの奇跡を期待し続けている」と結ばれるのですが、本作ではその後に「そしてついに奇跡は起こった!」と続きます。 その事実と現実に、あらためて深い深い感動を覚えずにはいられません・・・!
最強のファンジン、アーティスト本、絶対おすすめの一冊です。
|