メカ・キャラ設定、インタービュー、企画書再録など見所満載。インタビューでは富野由悠季氏が語る永野護氏との相容れなかった部分についてが読み応えがあります。カラーギャラリーも初期段階ラフスケッチなどいいものがそろっています。永野護氏のコメントもあればさらによかったのですが。製作スタッフや声優のコメントもあり、今だからこその視点があって面白いです。
期待通りで満足できました。 また機会がありましたらお願い致します。
亡国の王子、旅立つ。「海のトリトン」という番組ご存知でしょうか?富野監督演出の海洋ロマンです。エルガイムはトリトンへのリトライといえるかもしれません。ポセイドン族が支配する7つの海。ポセイドン族と争い敗れたトリトン族はイルカのルカに遺児トリトンとを短剣オリハルコン託します。執拗なポセイドンの追撃には隠された理由があったのです。エルガイムの背景にも通ずるこの設定は意識して取り入れられたのでしょうか。
この作品、こうして見直して見るとかなり時代が色濃く出ています。まず音楽はシンセがあの頃らしい。渡辺麻美さんの脚本の回はかなり面白かった。「イモっ!」「なんですかぁ?」など80年代の浮世絵のようです。それでもMIOの主題歌は色あせませんねぇ。あのパンチある ボーカル。富野監督の女性達を歌い上げるような主題歌です。そして、エルガイムの美しいライン。大地を駆け、スラスターを開いた重量感。
そして、エルガイムはFSSに受け継がれ今なお駆け抜けています。そして、バイストン・ウェルサーガの一篇でもあるということはミラリィたちの内緒ばなし。
昔出ていた「オデッセイ」というシリーズのアルバムが2枚目に収録されており、満足です。ありがとうございます。
話しは最高、女の子の裸が健康的に見れます買いです。
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