少年時代、この映画を観て 片岡義男氏と南佳孝氏の絶妙な都会的雰囲気を感じて、 小説と音楽を聴きあさったものだ。 男女関係の複雑さを考えさせられ、 私自身の女性観が変わった映画でした。 なぜか?新宿の朝5時頃の雰囲気が私を包む映画です。
80年代、どこの本屋でも角川の赤本として、片岡の本は直ぐに手に入った 持ち歩いて読むものだから、すぐ、ぼろぼろになって、何度か引っ越しをするたび少しずつ捨てて新しく買い直しをしていた いつの間にか、街角の本屋から、片岡の赤本がなくなり、古本屋を回って手に入れる時期が続いている ブログのような文体と、(Olympus OM4で撮った)写真が混じり合った個人的に気に入った本達 デジタル化されて、戻って来てくれればそれはとても嬉しいと思う
昔を思い出させてくれる青春の思い出の作品です。とてもよかったです。
実は購入して初めて見ました年代的に私の若い頃と一致する映画で若い頃彼女乗せてバイクで旅するの憧れでしたが結局出来ませんでした(笑)そんな若い頃を思い出させてくれる映画で久しぶりにいい日本映画に会いました、それから竹内力が若くて現在のヤクザ役とは違い好青年です(笑)原田貴和子も若くヌードも披露してますが不思議美少女似合ってます、若い皆さんにも見てもらってこんな青春を送って欲しいです、特にバイク好きにはお勧めです。
この本が新装版として売られることになったとしたら、どこに置いて売るべきだろう? と考えた。つまり、どんな人にオススメしたいか? ということであり、もっと言えば この本の読後感には、どんな人なら満足するだろうか? ということだ。 新幹線に乗り込む前の人が立ち寄る駅の売店だろうか? だったら、重すぎたり考えさせ られる本は適さない。この本なら、到着後の心理に影響も出ず、いいかもしれない。 あるいは心の友といえる一冊を探す人が行くような、フロアごとに違うジャンルの書籍を 揃える大型書店だろうか? もちろん、心の一冊にする人は少なからずいるはずだ、本の 趣味は千差万別なのだし。コンビニの雑誌陳列棚の手前にある、占い本の隣あたりは どうだろう? ちょうど松下幸之助の人生訓の隣あたりか。読みやすさから言えば本作は 流し読みが許される内容であり、観たいテレビ番組まで持て余した一時間で読み切れる。 読む人を選ばないかわりに、読後感に手ごたえはない。いや、何が起こるのだろう? と 期待させられ続けた挙句いきなり終わる、と言ったほうがいいかもしれない。 しかし、描き出したい世界観はとてもはっきりしている。それは他人から見たら理解でき ない意地やこだわりを持って生きている、若者の世界である。本作を読んだ人が、意味が ない、何が言いたかったのかわからない、という感想を持つのは、ある意味で当然のこと なのだ。この本はきっとそれでいいのだ。
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