俺たちの勲章といえば中村雅俊の《いつか街で逢ったなら》を思い出す。なぜなら自分の小遣いをはたいて初めてシングルレコード(45回転で3曲)を買ったからだ。中村雅俊といえば、われら青春で知った役者で、いきなり先生役から刑事役になりあまりのギャップに子供ながらに抵抗を感じた記憶がある。だが、優作と中村雅俊の掛け合い漫才のような会話とワイルドな優作の演技にくぎづけになり、毎回欠かさず観たものだ。この頃から優作ファンになり大人になったらサングラスをかけ、優作のような男を夢みていた。が、現実は・・・今回、Blu−rayになり全3巻ということで購入をきめた!今度は《大都会パート2》をBlu−ray化してもらいたい。
とてもとても古いドラマです。 でも面白いです。
現代と比べて、人間臭さがあります。 例えば…「意見の不一致」が 「仲の悪さ」へとは決して直結していなかったり… 「大人なドラマ」が根底にあったり。
「現代は大人が3割くらい精神年齢が低くなってる…」なんてよく耳にしますが、 なんだかこのドラマの時代にはまだ「懐の深さ」が有るように思えてならない。
「中野さんっ!冗談は顔だけにしてくださいよ!!」 …なんて叫ぶシーンがあります。 最近のドラマでそういうシーンを観てみたいなア。何て思います。 「男」が心地良く、コメディさえ感じさせられる。 そんなドラマが又見たい…。
公共の迷惑になる事はしない…とか、 「人を殺したいから殺した」…なんて、 理屈の通らない時代では無かった事は確か。 変な風だけど、今の時代こそ見て欲しい、 正義感たっぷりの青春ドラマです。
知る人ぞ知るドラマ。リアルタイム世代は今や50代ではないでしょうか? 楽曲はデジタルリマスターされ、音質は現在レベルとなっていますが、後半はテープ起こしと思われ、ノイズが気になります。
どうせなら中村雅俊の「いつか街であったなら」も入れていただければ…
ジャケットもロゴはオリジナルですが、もう少しデザインに気を遣っていただけると良かったかも。
とはいえ、発売されるだけでも当時のファンとしては本当に有難いことです。
このコレクションは,「人間の証明」と「野生の証明」に尽きます。この当時の自分を思い返さずにいられなくなる2曲だけで十分です。まずは聴きましょう。ラインナップの中では「恋人も濡れる街角」だけが(名曲ですが)テンションを若干下げてしまいますが,それでも聴く価値は十分。個人的には月曜日の朝とか仕事に気乗りしない通勤時に聴いて欲しいです。すれてない自分を思い出すことができます。
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