雑。 この一言につきる。 雑多にメリハリ無く記事がある。読みにくい。写真が掲載されていても、誰の写真なのか知ってる人しか理解できない。まず、雑誌が編集者の意図したとおり読者が読まれるとは限らないので、その点について初歩的な過ちを侵してしまっている。これが残念な事。とにかく判っている人間以外には判りにくい紙面構成になってしまっているのが残念。震災以後、財政的な面で、ライターや編集者の力が及び切れない部分があるのかもしれないが、そこはやっぱり丁寧な誌面作りをお願いしたい。それなりの価格に見合うように。
編集長が交代したそうで、そのせいかどうかわかりませんが SPコレクター岡田則夫さんが以前連載されていた「蒐集奇談」が再開しています。 ただ紙面の内容に先月までとの違いはいまのところそれほどありません。 ジョー山中さんの追悼で「フラワー・トラベリン」の特集やってますが ピンク・フロイドをダラダラ長く載せるならジョーさんのソロアルバムのレビューをキチンと載せてほしかった。 (リストは載ってます。) ソロアルバムって意外に知られていないと思うので。 個人的にビートルズ、ナイアガラの繰り返しにウンザリだったので (まあCD再発の絡みで仕方ないのでしょうが)今後は新編集長に期待。
音楽にはそれぞれ聴くのに「ビタッと当てはまる時間」てのがあると思う。例えば三上寛なんかは決して昼間に聴いてはいけない。聴くなら午後一時辺りがいい。逆に郷ひろみなんかは太陽サンサン降り注ぐ午前一時くらいが耳に心地よい。さて、そしてセンチの場合は午前五時、夕暮れが近付く時間にきくのが良い。夕陽が落ちて行くのをボンヤリ眺めながら、くゆらす煙草とインスタントコーヒー。これは実に気持の良いもんである。君も是非一度トライしてくれ!
おそらく日本語ロック史で、はっぴいえんどに次ぐバンドであると言ってもいいでしょう。大ヒットこそないものの、そのテクニックやアレンジの妙は見事ですし、実際のLIVE演奏でもほとんどCDと大差ないレベルの高い音楽を聴かせてくれる、数少ない実力バンドの一つです。メンバーチェンジこそあるものの、キーメンバーの三人は未だ健在で頑張っています。 このファーストアルバムは発表された時は衝撃的でしたし、未だに何度聴いても飽きない名盤のひとつです。これが三十年以上前に発表されたアルバムとは信じられません。収録曲も粒ぞろいで個性的なものばかり。買って損はありません、絶対お薦めの1枚です。
カバー・ジャケットにもあるセンチのロゴをつけた 赤バスを知ってる人なら必見! パワー・コードばかりのロックバンドとはチョイと違って アカヌケしており, ティンパン系よりはシンプルかつエモーショナルで, 独特のからりと乾いた感じのバンド・サウンドは健在です。 飾らない彼らの気さくさが伝わるライブで, ナカノさんのジョリーンとしたストラト・サウンドに ツゲイさんのタバスコ瓶のスライド・ギターも秀逸。 歌モノのサポートで評価の高いドラムのノグチさんの 姿を見れるのも嬉しい一枚です。
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