ヴァンのソロ3作目にして、もっと親しみやすい名盤です。
やや感情がオーバーフローしがちな(正に熱唱!!)ヴァン・モリソンですが、この時期はボーカルもメリハリが効きとても聞き易い。静かに唸る感じ。
前作(これも激名盤)よりも曲の造りがシンプルかつPOPで私にとってまさに丁度いい塩梅。名盤たる所以はバックも渋さもさることながら、何より曲のグルーブ感でしょう。
『Crazzy Love』、『Caravan』のジェシ・デイビスやジム・ホーンのカバーバージョンも探してみてください。奥の細道への入り口ですね。
全5冊のうち、”3”のみ未入手だったもので、古本屋でも見つからず、困っていたもの。やっと、入手でき、感謝しております。
正直に言えば、『魂の道のり』、『ナイト・イン・サンフランシスコ』に匹敵する、1公演18曲以上のライヴ映像であってほしいところです。
ですが、単独ライヴよりはそれぞれちょっと短くて、ディスク1の1980年は、15曲。ディスク2の1974年は、9曲。合計143分。
ジャズ・フェスティヴァルという状況のなかで、ソウルフルというよりメロウでファンキーですね、ヴァンは。
一番の見どころは、ディスク2のなかばで、ヴァンが2曲ほどサックスを演奏しているところでしょう。うまいのかどうか、ぼくにはよくわかりませんが、ヴァンがサックスを吹く姿は興味深かったです。
日本語字幕はありませんが、まあなくても大丈夫な内容です。歌詞・対訳もついていません。と言うと、輸入盤でもいいようですが、輸入盤はいまどき珍しくリージョン・コードが1に設定されていますので、日本向けにリージョン・コードが2に設定されていることが、この日本盤の最大の売りです。
LDでも持っているし,LDを見返すためにLDプレーヤーを買い直しまでしたが,DVDの音と画像とメディアのコンパクトさはとても魅力的なので,購入。 この作品,田舎の高校生の時,生まれて初めて映画館で見た音楽映画で,思い入れも強い。今日,DVDで生まれ変わったようなきれいな音と画像で見直して,改めてよい映画だと感じた。 DVDならではの良さが一杯。おまけのセッションは措くとしても,様々な人が声で出演する音声解説,監督とロビーのインタビュー,英語の字幕ではじめてクリアにわかった悪行の思い出・・・よい買い物でした。
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