「踊る大走査線」「ER」「料理の鉄人」果ては寺山修司のイメージまでオマージュしてドラマに盛り込んだ意欲作。7人の美人秘書の中から横領犯人をつきとめることを任じられた男2人。しかし彼女たちは「普通」ではなかった。従来のドラマを皮肉ったような表現や、計算された演出などこれまでの日本のドラマを覆すような作品であると思う。ビデオに映像特典等が無いのは残念だが、補って余りある内容。
登場人物それぞれが、コンプレックスと向き合う。 そう聞くと面白そうで、それで自分も手を出しましたが、 内容はけっこう無茶苦茶でした…とくに後半。
ちなみにあのラストシーンは解らない人は解らないと思います。 解らないというか、意味不明というくらいかもしれません。 自分も解説サイトで見て「なるほど」と思ったくらいでした。 そういや真行寺の目の色が変わってたなあ…と。 無茶苦茶な展開なので、人は選ぶドラマだと思います。
でも唐沢のテンションの高いキャラと、クールな反町。 その対照的なコンビの掛け合いが面白くて、けっこう好きなドラマでした。 主題歌の「FREE」もかなり気に入りましたし。
僕が60年代のソフトロックで、本当に驚愕させられたグループは2つある。一つは、幼い少女2人が怖ろしく流麗なメロディを聴かせたウェンディ&ボニー。そしてもう一つが、このフェミニン・コンプレックスで、このうら若き女子高生バンドが奏でる音とレベルは信じられないほど高度だった。ジャケットを見ると、何とも垢抜けていない女の子たちが満面の笑みで微笑んでいて、どんなドタバタな音が出てくるのだろうと思って聴いてみたら、無茶苦茶、洗練された音だったわけで、これほど本人たちの出で立ちと音のギャップを感じたのは、おそらく過去最高だった。しかもいわゆるプロデューサー主導のソフトロックにはないジャングリーなバンドのライヴ感もすごくある。こんないいバンド、まずないよ、と言いたくなるくらい非の内どころがない。グルーヴ感もメロディの良さもすごいし。 当時生まれてて、ライヴとか行けたら本当に楽しかっただろうな、と思えるバンドとの距離感が近い感じもソフトロックグループでは非常に稀だと思います。
奇抜な演出で賛否両論を巻き起こしたドラマのサントラ。 メインテーマ・激しい曲・コメディっぽい曲はなかなかだが、 その一方でシリアス調の曲がどれも同じように聞こえてしまうのが残念。 とはいえ、あのメインテーマが聴けるのでよし。 あの2人が馬鹿やってるのが思い出されます。
気に入ってます。軽いしかっこいい。 ダイバーズウォッチとしての機能はまだ試していません。
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