3歳の時に養女として大富豪にお金で買われたヒロインは、 兄弟である大富豪二人の愛を一身に受けて育ちます。 それはもう溺愛です。二人とも貴族で幾つもの事業を成功させている大富豪なので、 規模がでかいです。誕生日プレゼントは街中をお祭りにする程です。
ヒロインは長兄を「お父様」次兄を「お兄様」と呼んで、家族のように育てられますが、 ヒロインが16歳、「お父様」が33歳、「お兄様」が25歳になった時、 優しい家族だったお兄様たちが獣に変身!! 戸惑うウブなヒロインが可愛いです。 終始ヒロイン目線で物語が進み、ヒロインは純粋で素直ないい子なので感情移入しやすいです。
「お父様」は厳しくSっぽいイメージ、「お兄様」は優しく腹黒いイメージでした。 二人ともヒロインが愛しくて仕方が無い病気で、異常に嫉妬深いという点では同じです。
国王や首相さえ手のひらで転がすような財力と権力を持った、美貌のヒーローたち、 結婚したい男ナンバーワンの二人を、ヒロインは独占し溺愛されるという夢のような 設定です! さらには「お父様」「お兄様」にいけないことをされちゃうというシチュエーションに 興奮しちゃいました! 仁賀奈先生の後書きによると、源氏物語の「紫の上」を意識して作られたそうです。 挿絵はとても綺麗で、官能的な表情が特に素晴らしかったです。 しかしティアラ文庫さんは表裏表紙とも官能的なイラストが飾られていて、 本屋で買うのが恥ずかしく、Amazonで買う他ないという点を何とかして欲しいです。
因みに、フ◯ラ有りア◯ル有りなので、苦手な方は気をつけてください。
ジャージで寝ていた私にとっては、冬の睡眠が凄く快適になりました。 毎晩、寝るのが楽しみです。 問題点は、心地よすぎて、休みの日などで1日着続けてしまうことです。 ポケットも便利です。
176cm/67kgの寒がり男です。Lサイズ ムーングレーを購入。 ユニクロ薄手フリースの4〜5倍の厚さはありそうな圧倒的な極厚手フリース。
全体的なサイズ感はゆったりと作られているので、動きにくいと感じることは全くありません。 しかし手首・足首部分はきっちりとすぼめられているので寒気が進入してきません。 ウエスト部分は丈夫そうなゴムが入れられておりズレにくいです。かと言って締め付けがきつすぎることもありません。
襟元は首が動きやすいようにか余裕を持って丸く立てられています。ここだけ少し寒く感じます。 首元まで閉じられてボタンかファスナーで留められたら、より良かったです。
上着の胸元にはポケットが一つ付けられています。 タバコを吸う人にはタバコ入れとして嬉しいのではないでしょうか。 フリースで覆われていない手がとても寒く感じるので、ズボンにもポケットが是非とも欲しいところです。
縫製もしっかりしており、全体的な作りは素晴らしいです。 1〜2月の真冬でもある程度暖房の効いた部屋なら、ユニクロ ヒートテック上下にこのフリースで暖かく過ごせます。 これ以上着込むと暑いぐらいです。
主役カップル含め、登場人物みんなに意見がアリアリです!
ヒロインのファルセットは愛する義父以外にも、その従兄弟に関係を脅され、何と!何度もヤられちゃってます。 よく妊娠しないものですね〜。まぁそこはご都合主義か。 この場面は好き嫌い分かれそうですね…私はイヤでしたけど。 言いなりになる以外、義父に相談するとか、もうちょっと方法がなかったんでしょうか。 そんなに裸足で駆け回る勇気があるんだったら、もっと早く本気で逃げてれば良かったのに。 やっぱり淫乱なんでしょうか。
義父のキルヒス様…その愛情表現は分かりづら過ぎじゃないですか…?(笑) 何でそんなに乙女で奥手な表現なんですかね・・・。行為中はいろいろ吐露しちゃってるのに。 それにファルセットが脅されてヤられちゃってるときに、間に入らないで外出して何やってるの…。 そっちのが大事なの!?ちょっと暢気過ぎというか、感覚ズレてると思うんですけど…(--;) そんなに彼女を想っているのに、ずいぶんと嫉妬の言葉をサラっと流しましたね〜。 それにさっさと離婚して彼女と結婚すれば良かったのに・・・なぜそうしなかったんでしょう。 世間体を気にしたにしては、そんな表現がなかったように思うけど。
美しいというお母様、ミリアのイラストも見たかったなぁ〜。 挿絵のイラストはすべて主役カップルしかないのが残念…。 とっても腹黒いミリアの、娘への冷たい態度のワケはラストで明かされます。
ファルセットに一目惚れしてアタックしてる義父の従兄弟ジルベストは…まぁ彼が一番可哀想かな…。 ハッキリ拒絶しなかったファルセットに翻弄され、何だか狂気(妄執)に走っちゃいました。 なのに肝心な場面でなぜ追ってこなかったんだろう・・・? 追ってきたって記述はあるのに、どこで追跡を諦めたの? そうすれば愛しの彼女は彼の檻からすり抜けなかったかもしれないのに。
メイドのコゼット、いくらキルヒスに認められているとはいえ、使用人なのにでしゃばり過ぎでしょう! そのコゼットの生意気な態度に、気づきも注意もしないキルヒスに何考えてんの!?とイライラしました。
とりあえず読み終わってすぐの感想はそんな感じでした。
この濃い脇キャラたちのお陰でファルセットとキルヒスの性格がイマイチ捉えようがなくて、何でそんな行動を取るのか納得ができませんでした。 物事の覚えのいいはずのファルセットは、7年ぶりに会う義父が分からなかったとか。 雰囲気が変わったっていっても30代の男性なら、整形したり体型が変わったわけじゃないんだから容姿は変わらないと思うんですけど。
キャラの話す言葉も舞台で行う演劇のようなお芝居風なところがあり、いかにも作り物っぽかったです。
以前どなたかのレビューで、この著者の方は表現がうまくないというようなことを書かれていたので、微妙だなぁと思ってたんですが・・・。 禁断愛モノが大好きなので思い切って読んでみましたが、たしかに若干どういう場面か分かりづらいところもありました。
外での行為のはずが「部屋に声が響いた」とかあるし、え?外じゃなかったっけ?とか、「床に組み敷いた」はいいけど、それバックからの行為だったの?と後から分かったり。 その表現は正常位っぽいよ・・・。
いろいろと設定(詰め)が甘いというか、ご都合主義というか、読後はモヤモヤ感が残りました。 この禁断愛は義父となので血の繋がりがあるわけじゃないんだから、そこまで気にするモノじゃない様に思えました。 とはいえ背徳感はたっぷりなので、それを楽しめればいいのだと思います。
同じ作者さんの「義兄」とこの作品を連続して読んでしまったせいで、またこの流れかよ…と思いましたが、こちらはハッピーエンドですね。私的には、主人公の感情の変化についていきづらいのと、挿絵が好みじゃありませんでした。
ただやはり性描写が凄いですwww
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