ドラマをみて、なんて素敵なBGMだろうと思っていました。ドラマのシーンがよみがえりました。ピアノが本当に素敵なんです。美しいのです。届いてから何度も何度も聞いて美しいメロディーに浸ってます。ぜひ皆さんにきいていただきたいです。おすすめです。
私は写真を撮るのが大好きなので、秋元良平さんの撮られた クイールの写真のアングルにとても興味を示しました。 著者の石黒謙吾さんの文章はとても優しい感じがして、 すごくリラックスしながら読める一冊だと思います。 最初から最後まで涙を流しながら読んでたのですが、 最後のほうではすごく激しく泣いてしまい、正直言って 他人に見られたら恥ずかしいなぁと思うほど泣きました。 モノクロの中におさめられているクイールの姿、多分カラーで 見るとまた違った犬に見えるかもしれません。 この本を読むとみなさんも優しい気持ちになれるのでは?と 思います。
盲導犬というのは、どんな犬でもなれるわけではありません。
ブリーダー(産ませの親)から適性のある犬を選抜し、パピーウォーカー(盲導犬の育ての親)に人間と良い関係を結ぶ基礎を教え、盲導犬訓練センターで目の見えない人を安全に誘導するための本格的な訓練を施す、という段階を経て、やっと一人前の盲導犬が育てられます。
「盲導犬には、生ませの親、育ての親、しつけの親がいる」ということを知ったことが、著者が本書を手がけるきっかけになりました。両親の離婚や継母の病死を経験している著者には、三人の母親がいます。また、父親と二人きりの生活を過ごした石黒少年にとって、犬は単なるペットではなく、親のいない寂しさを癒してくれる最高のパートナーでした。
クイールの生涯を本にすることを決めた著者は、関係者と信頼関係を結ぶところから本作りを開始します。クイールが仕えた視覚障害者の渡辺さんのご遺族(渡辺さんは重い腎臓病で亡くなっています)、クイールを撮影し続けた写真家の秋元氏、クイールの生ませの親、育ての親、しつけの親の信頼を得ることによって本書は作られました。
本に載せる写真を選び、配置してじーっと眺めてみるという作業を繰り返した著者は、最後に文章を書きました。それまでの準備作業に比べれば、驚くほど短時間で書き上げたそうです。
最初に仕えたパートナーが亡くなってしまい、クイールは余生をデモンストレーション犬として盲導犬の理解を深める活動に過ごしました。また、その後は、懐かしいパピーウォーカーの元で暮らすという晩年を送ることができました。ふつうは訓練センターに送り出した犬とパピーウォーカーは会うことができません。通常は晩年のを世話する別のボランティアの元で盲導犬は最期を迎えますので、クイールの場合は特別なはからいでした。
皆の愛に包まれながら、クイールは最期に白血病で亡くなりました。
私のところにも、ラブラドールが2匹います。 生まれた頃から、一生のその時々が、「そんな事もあった」と思い出すのと、 「今後どう接していこうか」なんて事を、めーいっぱい感じさせてくれます。 とにかく涙もの。 犬好きのあなたなら、必見のDVDですね。
プレ多読(英語上達完全マップより)の1冊目として読みました。 最初はあんまり英語に慣れていないせいか読むのがかなり遅かったのですが、少しずつ物語に引き込まれていきました。 気づいたら読破していたという感じです。 英語でもクイールの利発さや周りの方の優しさが伝わってきました。 英語で何か読むたいときに非常にオススメです。
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