忍びの者 より続・忍びの者のほうがましかな?
初出はなんと1927年。時代は昭和初期。靴をはいている子なんて、そうざらにいないはず。 ましてや幼児用の読み物は、高価な雑誌でブルジョワ向けでした。 さらに時代背景を考えれば、物語の着想がいたって平和的であるのは奇跡ともいえるかも。 そんな所が今も受け入れられる要因なのではないでしょうか? 現代っ子にも新しい語彙が満載で、楽しめます。ただちょっと値がはるかな。12話収録。
1 3びきのこぐまさんとハンカチーフ 2 〃 おぶう 3 〃 ぎゅうにゅう 4 〃 かたかけ 5 〃 ひとつのふえ 6 〃 きしゃ 7 〃 おみやげ 8 〃 くつ 9 〃 ゆきだるまのお母さん 10 〃 かくれぼうしとリンゴ 11 〃 ひょっこさん 12 〃 おかし
いわゆる「リアルっぽい忍者」を描いた作品です。 市川雷蔵が主役で映画にもなりました。 映画も原作も面白いですが、原作のほうが情報量も多い分、登場人物の心情や時代背景が丁寧に描かれています。
ただ、この作者は共産主義者のようで(それ自体は全くどうでもいいのですが)、話の途中で共産主義の素晴らしさなどをところどころに挟んでおり、それが肝心の話の流れを中断しているのが残念です。
しかし、全体としては使い捨ての忍者として扱き使われる下忍の悲哀を描いた優れた作品ではないでしょうか。読むならば第二巻の五右衛門釜煎りも是非ご一緒に。
個人的には小林多喜二の蟹工船などを読むより、こっちの方が面白いと思います。
本当はCDのタイトルは「ランデヴー」なんですが・・・まあいいか。
「桃鉄」や「ジャンプ放送局」やらでおなじみ、さくまあきら氏のゲーム製作10周年記念作品。それが「怪物パラ☆ダイス(もんすたーぱらだいす)」です(ゲームのレビューも書きたい!)。それの主題歌(本当はゲーム中では使われな・・・ごにょごにょ)。
歌っているパープルウォームとは、「ミスJBSコンテスト」でも常連だった、「あの」パープルウォームさんです。どーしてこうなったかは、本のコーナーで「チョコバナナ」と検索してチェキしてね。具体的にゆーと11巻あたり。
8センチCDのくせに3曲もサウンドトラック入れてます。無茶しすぎです。 肝心の歌自体もすごくユニーク。
自称さくま通でこのCDを持ってないのは、「モグリ」と判断されても仕方がないとかなんとか。
旧来の盆踊り的なアニメの振りつきソングとは違い,アップテンポで,歌詞の言葉遊び的な部分(詩もなんともいえず好い感じ)とあわせて心地よく耳に残る,うきうきさせてくれる曲です。1才半の子供は何度聞いても大喜びで体を動かしながら片言で歌っています。
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