友達にすすめられてみてみました
泣けます。
映画で泣いたことがない自分が、初めて泣きました
そして、すっきりとする映画でした。
ぜひお勧めいたします。
16歳のゲイである主人公スティーブンが、 きっと多くの人がかつて味わったであろう青春時代の 甘くほろ苦かった初恋と純粋で真直ぐな心に突き刺さった 世の理不尽に対する憤懣やるかたない思いを爽やかな涙と 共に思い出させてくれました。そしてスティーブンを理解 してくれる女友達、母親もとても素敵に描かれています。 しかしゲイが主人公であるからか、邦題を「同級生」などと言う、 トンチンカンなものにしてしまったのが非常に残念… いかにも「禁断の恋」をイメージさせてしまって、この映画の テーマをぼやかしてしまっている様に思います。 「アナザー・カントリー」や「モーリス」の様な時代背景、 全寮制男子校のゲイ恋愛映画とは全く異質な現代の前向きな 青春映画で、同性愛者・異性愛者関係なく共感・感動出来る 秀作だと思います。
この世代にとって眠気覚ましに最適です! 今やドライブの友となりました。
大学の同級生・恋人が社会に出てその後どうなってゆくのか、を描いています。これが、かなり身に積まされるエピソードばかりで、思わず自分を投射してしまいます。学生時代の甘ったるい日々や青っぽい正義感が、有無を言わせぬ組織の掟に従って、自分自身も変わってゆきそうになるのですが、どうしても甘く切ない学生の頃を引きずってしまう。それは幻にしか過ぎないのですが・・・。恋愛をテーマにした作品をお探しの方にはお勧めです。漫画なんか、とお思いの方には是非読んでもらいたいと思います。
かつての同級生。片や事業で成功して立派な邸宅を構え、片や落ちぶれて庭師となって再会。その同級生には美しい妻がおり、それはかつて憧れた女性だった……。登場人物3人がみんな同級生という、ストーリーに一捻りの跡が見られる作品である。しかし、それにしても回想シーンだし麗しいとはいえ、しっかり熟女な町村小夜子さんに体操着&ブルマでのカラミを演出する監督はチャレンジャー。それに応えた町村さんにも天晴れと申し上げたい。最終的には変わった性癖がエスカレートした夫の元から逃げ出して庭師との純粋な愛を確認する結末で、全体的にソフトではあるのだが、自分の邸宅に庭仕事に訪れた同級生に見せつけるような情交におよぶ場面が、庭師の目線、つまり家の外から2階の窓越しに見上げる格好で撮影されていて新味。できれば庭師の目を気にして妻がもっと恥ずかしがったり拒んだりした方が雰囲気が出たと思うが、これはこれで悪くなく、なかなか印象的なシーンだった。
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