正直なところ、鮎川誠関連の音はあまり真面目に聴いたことはない。ロックン・ロールにそれほど興味がないのだ。しかし、この本を読むと鮎川誠という人物を好きになってしまう。リアル・タイムにロックを追いかけてきて、その知識たるものや半端ではなく、本当に心の底からロックが好きなんだということを感じさせてくれる。少年のようにロックを語る鮎川氏が微笑ましい。60年代のロックに興味がある人なら良い手引書となるだろう。ロックに対する憧れとか愛情を今も持ち続けている人なんだな。 昔、渋谷のセンター街でシーナと一緒に歩いているのを見たことがある。年末好例のロック・フェスの宣伝で他の強面の面々と歩いていたのだが、他の人とは距離を置いて皮のロングコートを着て歩いていたな。そのときはやっぱ「でかいし怖そう」と思ったけど、これを読むと実際は「純粋で少年みたいな人」なんだろうなと思った。
ご存知の方も多いでしょうが、シーナ&ロケッツのギタリスト、鮎川誠がバックにウィルコ・ジョンソン・バンドを起用してロンドンでの録音。セッション形式での一発録りならではの荒っぽさがあるが、ライブでのブルース感があり、聴きごたえがある。ただ、鮎川氏自身のボーカルは、初期の布袋寅泰のソロを彷彿させる感じで、個人的には・・・。
舞台挨拶で美波が言っているように、これは映画として観てはいけない。 物語ではないから、何にも考えずにふたりの女の子を観るといい。 とにかく、美波がかわいいです。
由紀さおりが主演といううことで購入。期待を裏切らなかった。 かわいいお母さん。息子役の彼も、彼女役の子も良かった。
2005.8.2発売。
私は聞ける地区に住んでいないのですが、そもそもは「渋谷FM」というミニFMでオンエア中の番組「ブルースヴィルSHIBUYA」にたずさわっている方々が執筆陣の、推薦CDと推薦レコードのレビュー集。監修・鮎川誠。
ロック、ブルースへの愛にあふれた本!
このテの「オススメCDレビュー集」的な本は今までたくさん出ていますが、この本ははみ出しコメントにまで「ロックが好きでたまらん!」度がギッシリ詰まっています。
鮎川さん自身、8月に大阪であったライブ「Lightnin' Blues Guitar」で
「学研!っていう、みんなは参考書とかでお馴染みの出版社やろうけど、今度はこの本が皆をロックの世界に誘うけん! 買うてね!」って言われてましたが、まさにそう! 私は大受けでした。
ロック上級者もロック初心者も読むべし!
ちなみに「ロック初心者」の私には今後のロック人生の最高の教科書!
|