昔、オーディオ小僧だった自分としては、とても面白かったです! FMラジオのエアチェックとか、懐かしいですね。 ただ内容が古いので、その辺りで評価は分かれるかもしれませんね。
作品がとても印象的だったので母の為に購入しました。パッケージも美しく中身も予想通り楽しめました。
私は30代の音楽愛好家・オーディオ愛好家です。 ステレオサウンド創刊時に連載されてた随筆だということですが、40年以上昔の時点で、オーディオなどの本質が見抜かれている事に感銘を受けました。(若輩者がこんな事言うのは気がひけますが・・) 一読価値は充分あると思います。 この本の内容をステレオサウンドの評論家先生方は今一度読み直してみては?と率直に思いました。 最近はエラそうな事ばかり書かれていて中身がないので・・・さながら、超高級器のグラビア。 (あくまで、ファンとしての叱咤激励です。) 興味のある方は是非どうぞ〜
セリフは文語調、複雑な人物相関図、ストーリーもいいところで暗転しまくる上巻。 上巻は相関図をメモしたり居合の用語を調べながら、最後まで読むべきか、 現代小説に慣れ親しんでいるナンパなわたしは悩みました。
* * * 下巻の前半でやっと慣れ、面白くなってきました。 軟弱現代人にはイタいところですが、かつての日本のよき精神としての、武士道、信・偽。。 全ての人の行動・人生において精神のありかたを問われているような Take it easyに侵される前のストイックな美学に貫かれています。
武芸帳を発端に禁中・殿中の関係のなか天下平定のために暗躍する柳生の真意とは。 攻略のために研究行動する日本、一方、危機を迎えてからこそ緻密に敵を探る中国。 朝鮮・中国とのスパイものへ急発展か?いったい柳生はどう関わっているのか? じゃあ謎多きあの人はいったい?あの人たちは何でしつこくあちこち登場したの? といった雰囲気で未完に終わってしまいます。 そこがドラマ・映画で多様に展開できるしかけになりました。 武芸帳の謎で、多少の無理もあれ、 これだけ広範囲に深く広く展開しているものはないでしょう。 柳生もののみならず、時代小説の発展に多く寄与した作品というのもうなずけます。
最初の三つ星を撤回し、構成難解・未完の分僭越ながら恐る恐る−1とさせていただきます。 残った★は読者の想像力で楽しみましょう。
山本耕史主演のNHK時代劇ということで大いに期待して毎週オンエアーで見ました。 配役、脚本、演出どれも申し分なく毎週唸りながら時には涙しながら11週間あっという間に過ぎました。 これはストーリーなど細かな事は書かないほうがよさそうです、とにかく主人公は架空の武士、ある事情で旗本から浪人に成り下がりしかも片腕を失います。そして最後にはあの悪名高き吉良上野介(長塚京三)の用心棒となり、討ち入りを阻む役を命ぜられます。片腕ながらも無敵の剣豪と敵対する赤穂浪士側の堀部安兵衛との友情、ダブルヒロイン、柴本幸とともさかりえ等全てが見ものです。吉良側から見た「討ち入り」も新鮮な解釈で歴史的にも楽しめますので大河ドラマ好きの方でも満足できる切ない系時代劇。 最終回は体が震えます、悶えます・・・「陽炎の辻」ファンも絶対見逃さないで。
|