2007年公開の映画「Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)」のDVD。同時期に公開された伝記映画「Control(コントロール)」と違い、出てくるのはメンバーを始め、関係者、イアン(Ian Curtis)の当時の恋人など当事者ばかり。インタビューと当時の実際の映像でバンドと、命を絶ったイアンの歴史を振り返るドキュメンタリー形式となっている。
現在のメンバー(New Order ニューオーダー)が振り返る過去と、イアンに対する複雑な感情が興味深い。当時当人達が充分に現実を咀嚼できていなかったようにもとれるし、なるべくしてなった結果というようなあきらめの境地も垣間見れる。特に今はニューオーダーのメンバーから外されてしまっているピーター・フック(Peter Hook)の怒りとも悲しみとも嘆きともとれるような表情が印象的。
史実としては知っていたが、当時のベルギー人の恋人アニーク・オノレ(Annik Honor')がインタビューに応じているのにビックリ。確かに魅力的な人だったろうことは現在の容姿と語り口を見てもわかる。ちなみに奥さんは発言が引用されているだけで出演していない。
彼らが注目されることになったテレビ番組出演時の映像や貴重なライブ映像が見られるのはうれしい。イアンの異様なダンスと狂気に満ちたまなざし。こんなのテレビに出てたら凝視してしまうか、テレビを切ってしまうかのどちらかだろう。
イアンそっくりな役者が演じている映画「Control(コントロール)」の方も良い出来なので興味のある方にはどちらもおすすめ。どちらを先に見るべきか? やっぱりこっちかな…。
JOY DIVISIONというあまりにも短い青春を描いた伝記映画。 U2の写真家として有名なアントン・コービン初監督作品。 前編モノクロ映像で淡々と進む映画で、映画初主演であるサム・ライリーが、イアン・カーティスの自己破壊的な孤独を見事に演じきっている。 そのイアンの妻であったデボラ・カーティスの著作『タッチング・フロム・ア・ディスタンス』を元に制作されているため、デボラの目線で描かれるシーンも多々あり、ロック・スターとしてよりも、人間としてのイアンを見せている。 けっきょくイアンは自分以外のすべてを愛せなかったのだと思う。 そして、自分さえも愛せなくなり、すべてに押し潰されて台所でひとり果てる最期のシーンは、わかっていながらも目を覆いたくなるほど痛々しい。
彼のすべてを肯定することはできないが、彼が遺したすばらしい音楽に敬意を。
PCゲーム「彼女たちの流儀」のテーマソングとして選ばれたfripSide。その歌はゲームの世界感を存分に漂わせる歌でした。力強い歌い方ながらも歌詞の内容は寂しさを感じされる・・・そんな曲です。
そのfripSideの総集編がこのアルバムにあたります。「彼女たちの流儀」で歌が気に入った方、ゲームは知らないけど気になった方などは聴いて見て下さい。
ワイドサイズ 102×34cmで、950/954ピースのパズルとして、最初に買いました。 このサイズは、こたつ板半分程度の奥行で、テーブル上を占領してしまわないのが、とても気に入りました。 ウサビッチ 1000ピース ウサビッチ大集合・1 31-352は、ズルゾロフにはべる双子姉妹(ゾーヤとジリヤ)が入っていなくて、本当の意味では「大集合」といえませんが、このパズルは、オールキャラクター・オールメカが登場していて、楽しめます。 キャラクターごとの色使いがかなり違っているので、ピースを色別に小分けすると組み易いです。 キャラクターの表情や、やや斜めになっている構図も、面白いです。 なお、ウサビッチ専用パネルがあると、もっと楽しめそうですが、パネルのデザインが難しそうです。
Joy Divisionと親交のあったKevin Cumminsによる写真集。 リアルタイムではバンドのイメージ作りのため、メンバーの笑う写真を雑誌に 載せなかったと言われていますが、この写真集では勿論メンバーの様々な顔を捉えています。 当時のマンチェスターの(メンバー抜きの)写真も掲載されており、 これらの写真から、彼らの音楽が浮き彫りになる巧みな造りになっています。
Joy Divisionの写真集が見れると言うこと自体、信じられないほど素晴らしい。 他の写真家の手による写真集も、今後出版してほしいものです。
ビニールカバーできちんとラッピングされているので、綺麗な本が手に入ります。
|