あがた森魚といえば、今からン十年前にM大学学祭「ロック叛乱祭」に一人(ギター一本)で登場し、「ボク、ここの大学を中退しました」と歌う前に気弱そうに言った青年と同一人物なのですよね。この人が現在でも活躍しているわけです。なんて「強い人」なのでしょう。 この映画は、彼と同行したような気分にさせてくれる一種のロードムビーでもあります。客が多かったり少なかったり、いさかいやアクシデントがあったりツアーには大変なことがいっぱいありますが、彼に言わせれば「あっという間」の全国縦断ツアーなのですね。とてもフォーキーな映画です。 演奏曲数が多いからどうしても中途でカットしなければならないですがうまく処理していると思いました。訪問する各地方の風景も美しいです。
3年前、今ほど有名でない時期にウブドを旅行し、IBAHに泊まった。驚くほど広い部屋、塩水の洒落たプール、IBAHという名前(遺跡)に恥じない神秘的な雰囲気を、すっかり気に入りました。 今回、その名前を目にしたとき、買わずにはいられませんでした。 久保田真琴による音楽は、バリ木琴とかガムランとか使って、バリっぽい(何か当然であまり新鮮じゃなかった)IBAHをフィーチャーした、というよりは、バリ全般を描いているような感じを受けました。 バリ好き、ウブド好き、そして何といってもIBAHに泊まった人(泊まった人はきっと全員IBAHが好き!)にとっては悪くない買い物ですよ。
全体を通じて笑える場面はあまり多くなく、最近の作品に比べると中途半端な感じがする。 そのため、サンレッドのノリを求めて購入すると面食らうことになると思う。
例えば主人公田中はサンレッドのレッドほど無敵なわけではないし、敵の怪人もサンレッドに登場するフロシャイムほどいい人ではない。(どちらかといえば、いい人なのではなく、間が抜けている感じ)
けれども、ぷりん帝国やサンレッドに継承される細かいギャグと間で笑わせるスキルはこの頃からきちんとあるようで、くぼたまことファンとしてその原点を見ておきたいならば、購入する価値はあると思う。
待ちに待った新巻です。 保険外交員のヒモのヒーローとゴミの分別を欠かさない善良な川崎市民である悪の組織の日常に何故か癒されます。
視聴しただけですが、1・2・10曲目が好きです。
私は、自然界の音のみか、曲になっていない音楽が好きです。雨音や、蝉、雨が様々なビンや空き缶に落ちた時の音などが大好きで、ガムランのようなあとが予想できない音の集まりのような音楽も好きです。(←リズムや連続性がなく、雨音のように覚えようとしても覚えられない、口ずさむことのできない、音の集合のような音楽が好きと言う意味です。)
けれども、自然の音をバックにピアノなどの曲が始まってしまうのはどうも好きになれません。 このCDは、1・2・10曲目はわりと自然界の音をメインに、その音の邪魔にならないくらいのボリュームで世界観を壊さないような音楽が載せてある感じで好きです。 高級な和のエステのお店を彷彿とさせる、静けさを併せ持つ曲でした。和モダンな空間でのマッサージ屋さんやSPAでかかっていたら、とマッチしそうです。
ただ、その他の曲は、若干音楽メインになっている感じで、音楽がうるさく聞こえてしまい好みではありませんでした。 タイやバリでのマッサージ屋さんでかかっていた心地よい音を求めて、AROMA系のCDを視聴してみましたが、どれも、静けさと言う意味ではイマイチだったり、アジアではなくなんとなくハワイなどの南の島を思わせる感じが好みではなかったりで中々これ!と思うものが見つかりませんでしたが、このCDは3曲のためだけに買ってみようかなと思ったので私の中では合格点でした。
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