英語の勉強にと思って購入しました。 「人間失格」はもう暗記するほど読み込んでいましたが、この「No Longer Human」と一文一文照らし合わせていくとさらに読み深めることができて、ますます精読した気分です。 自分の好きな文章が英語になっているので楽に読み進めることができ、英語の勉強としてもはかどったと思います。 私はこの作品で、英語も学べたし、「人間失格」を今までより一層味わえたので、一挙両得でした。
私は、ここ最近4年くらい小説を読んでませんでした。 ネットで『人間失格』の4文字を見て無性に読みたくなりました。買って読んでみると衝撃の嵐!!!こんなに面白い小説があるのかと感動しました。今更ながら太宰治さんの凄さに感動しています。
楽曲自体が素晴らしい。 たたみかけるような歌詞。 ラップに近い歌いまわし。 当時としては,衝撃的だったように思う。 「あなたは失格 そうはっきりいわれたい 生きる資格がないなんて憧れてた生き方」 過激な詩だったので, 真面目な学生だった私は, 自分とかけはなれすぎた感覚に憧れてたような気がします。 人生躓きそうになったときに聴くと, 励まされるでしょう。
映画を観て大貫妙子のアヴェマリアとメインテーマの美しさに惹かれて購入しました。 もともとサントラは好きでよく買うのですが、 この映画ではとにかく音楽が「効果音」的な使われ方をしていなかったためか、良い意味であまり映像とリンクしませんでした。 映画では映像をとても引き立てつつ、 音楽だけで聴くと音楽の主張が非常に強いという印象です。 サントラであり、オリジナルCD、という珍しい作品集ではいでしょうか。
中島ノブユキさんはこの作品で初めて知りました。 聞き覚えがあるような でも個性的で美しく 悲しいような幸せなような旋律 鳥肌が立ちました。 非常に美しいクラシック小品集のようです(ラヴェルなどのカバーもあります、美しいです)。
一転、後半の映画内のバーやカフェで「本物の」BGMとしてラジオから流れていたり、バンド用(中島さんが演奏してました)の曲は、全て楽曲として成立しているので、かなり洒落たジャズ盤のようです。本気のフルバージョンだったら嬉しかったのですが…
生意気を承知で申し上げますが、非常に幅の広い作曲家の方ですね。他の作品も聴いてみたいと思いました。
最後の二曲に関してましては… 中島ノブユキさんのファンの方には、これは何?と思われることでしょう(笑) 映画ではかなり印象的に(最後の曲しか使われていませんが)流れていました。昭和初期を演出するためのオリジナル日本歌謡ですね。 ここはやはりサントラだなという部分ですね(サントラです、すみません)。 ただ、この曲は昔の歌謡曲だと思っていたのでオリジナルでちょっとびっくりしました。
株式会社ハイパーネット社長の板倉雄一郎氏の会社創業から成功、そして1997年の倒産までを描いた本書。自分の失敗体験を公開し、「失敗のケーススタディ」を残す文化を根付かせるきっかけを作りたいとの思いで、書かれている。
本書を通じて、ファイナンスの大切さや、社員とのコミュニケーションの大事さ、時代の流れがビジネスに与える大きさを痛感した。結局最後は倒産するのだと知っていても、そこにたどり着くまでの過程に、読み物としてものめり込んだし、もちろんビジネス書として学ぶものも非常に多かった。
個人的な印象だが、読み終わった後に非常に大きな虚無感を感じた。そこまでの成功を収めた人間が、ひとさじの判断の違いや、偶然の時代背景からの影響によって、全てを失ってしまうのものなのだと、事実を通じて見た時、ビジネスを起す、または起したい立場の人間の視点からは、むなしさを感じずにはいられなかった。しかし、その失敗の過程と向き合えたことで、とかく成功した場面ばかりが注目されがちな、ベンチャービジネスの新たな一面を知り、今後の糧にできたと確信している。
余談だが、別れの際の最後の彼女の一言に、世の中そんなもんなのか、というなんともいえない思いに駆られた。
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