そもそも、私はGary Moore目当てでした。Garyの演奏も素晴らしかったのですが、ほかのギタリストのプレイにも感銘を受けました。一番凄みを感じたのは、David Gilmourです。テクニックをひけらかすことなく、これを演るのは、格好よすぎです。いうまでもなく、画質はすごい。
イーグルス加入後のレコーディング、ホテルカリフォルニアとは違った、のびのびしたアメリカンロックが聞けます。
ジェイムズ・ギャング、イーグルス、ソロとこれまでいろんな形を取りながらもいつもアメリカン・ロックの代弁者の一人であったジョー・ウォルシュの20年ぶりの最新作。正直、その20年前ころは、悪いとは言わないまでも、ジョーらしくなかった。どこか、この人らしい、突き抜けたような、世間の風を吹っ切ったような感じがなかった。なんだか世間の顔を見ながら演奏しているそんな感じであった。
ところが、御年65歳にして、ついに何か吹っ切れたものがあったようだ。タイトルからしていい。もう、どこからでもかかってこいという感じ。そう、この人は、こういうちょっと語弊はあるかもしれないが、あほなところが魅力なのだ。もちろん、ホントのあほとか、ちょっと作ってみましたなんかでななくて、天才の上に努力家であり、ずいぶん産みの苦しみも経験しているんだろうけど、聞く分には、理屈抜きに楽しめるというのがこの人の最大の持ち味のひとつだと思うところなのです。そうして、このアルバム、本当に理屈抜きに楽しめる出来になっているのだ。
バックには、相変わらずものすごいメンツが集まり、盛り上げる、盛り上げる。ミュージシャン仲間でも放っておけない人なのだ。やはり。ジョーご本人も、ハード・ロックばりばりのギターだけでなく、いまだ健在なシャウトを聞かせる。いいね。冗談のようなシンセもいい。たまらん。本当に有無を言わせない楽曲が続く。彼の作品の中でも上から数えて何番というぐらいの出来だと思う。
アット・ホームというか、本当に楽しそうな演奏シーンが観れるDVDもいい感じ。
レヴォン・ヘルムなどとうとうあの黄金のアメリカン・ロックの重鎮がなくなったり、活動休止のような状態に入ってしまった今、この人の存在は以前にもまして大きくなっていると思う。そんな時にこのすごいアルバム。嬉しい限り。
こんなオヤジになりたいものです。嫁や子供や孫にうるさく思われてもいい。気の合った仲間とこの調子で頑張って欲しいと思う。私の大切なアーティストのひとりです。
ジョーにはこの常識が通用しない。「アナログマン」、開き直りともとれるこのタイトル。そして還暦超えてこの「勢い」。癖のある伸びやかなボーカル。ねちっこいスライドギター。ブルージーなフレーズ。どこを取っても「ジョーまみれ」、かなり濃い。その一方で、この楽曲の素晴らしさ、アレンジのセンスの良さはどういうことか?ジェイムスギャング、イーグルスなど、過去のキャリアと比較するのは自由だ。しかし、どうか聴いてほしい「ジョー・ウォルシュの輝く今」を。さらに、ジョーの後ろで控えめにギターを弾くジェフ・リンを見たいのなら、DVD付きがもちろん、「買い」だ。
出た当初に購入し、“何かを実現してからレビューを書こう”と思っていたのですが、 あまりにもいろいろな事を手に入れて、このDVDの効果に驚いています。
まず、わたしはDVDを見て、DVDの言うとおりにビジョンボードという “わたしはどうなりたいか”という人生の計画表を作ってみました。 そこで書いたのは、簡単に言うと 1.リストラされない職場、出来れば社長 2.仕事に理解有る配偶者
そして、出来れば、こういう環境で独立したいとか、彼氏はこういう人がいいとか あれもこれも、欲張りなほどに書き込みました。そして数ヵ月後くらいに、わたしに いまの会社の事業と人の一部を引き継いでの独立話と、それと共に、男友達が 実はわたしの理想像の男性に近いと分かり、もっと親密にお付き合いするようになり、 どちらも、そのまま上手くいって、つい数ヶ月前に独立と共に彼氏とも結婚しました。
いままでで、このような結果が出ているのですが、 このDVDを見てからの変化で気が付いた事が有ります。
DVDが価値が有るか無いか、引き寄せは有るか無いか、という話の前に、 “自分の望みをはっきりさせる”事が大切なんじゃないかな?と、気が付いたのです。
自分の望みについて真剣に考えていたので、独立のチャンスが来た時もすぐに動けましたし、 「いまがチャンスかも」という“時”を見逃さないように心構えをする、という意味で、 わたしはこのDVDを見て心の準備が出来たので、チャンスをモノに出来たんだと思います。 このDVDで、人生が変わったと思います。
ほかの方もレビューで言っている通り、これを見ただけでは、なにも変わりません。 これを見て、自分の将来をしっかり考えてビジョンボードを書けた人は、絶対に そのビジョンに近いチャンスが、近くをウロウロしていると思います。 私にもチャンスが来たので、誰にでも、このDVDでチャンスを掴めるのではないでしょうか。
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