テロリストへの反撃がはじまる17巻 前巻はとにかく情報量が多く漫画的な面白さより読み物的な面白さでしたが 今巻は動くべきところは動き、読ませるところは読ませてバランスのよさを感じました。 特に後半はロゼッタの口上、ハーケンマイヤーの戦い、そしてアリスの登場と 今までやられっぱなしで溜まっていたフラストレーションを払拭する胸が熱くなるような展開の連続でした!
そしてラストはあの部隊の出動やあの人の復帰で締めくくられており戦いは益々熱くなると思われます いつも新刊が出て、見終わるたびに次巻が待ち遠しいなと思っていますが、これほど続きが早く読みたいと思ったのは初めてです。
すばらしいものか。 戦い、舞、のきれい(?)な仕上がりを見ると「アニメーションとはすばらしい」と感じます。 同時に原作から受けるイメージを壊さぬ工夫等も。 感覚は個人差もあるでしょうが。
501の片鱗が見えつつある話数です。 暗躍著しいですが、がんばる小隊メンバーに安息の日が来るのはいつなのか。 問題解決の難しさを描いた佳作と思います。
岩永亮太郎原作・月刊少年マガジン連載の 「パンプキン・シザーズ」TVアニメの第16〜18話までを収録したDVD6巻です。 水道局を舞台にした事件は帝国内部の戦いに発展し、事態を困惑の渦に巻き込んでいきます。
Episode:16「斬り裂きし者」★★★☆☆ 水道局の制圧に乗り出した各部隊を巻き込み動乱の戦いが幕を開けます。 今回の見物はなんといっても同胞すら敵とみなす第1部隊に 一人で挑むアリス少尉の殺陣場面です。肩から取り出すは2メートル級の両刃の大剣! マルヴィン家次期当主「斬り裂きし者」の異名を明かし、豪快な武器を振り回し 挑む様がなんとも熱く痺れます。
Episode:17「なお救われぬ闇たち」★★★★☆ 第14話から続く帝国軍内部闘争の完結編です。1課へ乗り込む課長の静かなる威圧感、 「斬り裂きし者」起死回生の逆転一撃が唸ります。901ATTオーランドvs908HTTハンスの 死闘が壮絶で、今まで以上に人間規格外の恐ろしさが滲み出ており目が離せません。 3課の存在が完全に道化として終わってしまうなんともしこりの残る物語です。 Episode:18「小さな戦力」★★☆☆☆ ステッキンを中心に構え、陸上3課の憂鬱と再出発を描いた繋ぎの物語です。 前回から落ち込んだままの3課のため、孤立暴走し続ける彼女のてんてこ舞いぶりに苦笑い。 しかし、彼女が3課に来た理由と、難民達の新たな旅立ちに重ねて描かれる微力でも 結果を出し続けることの大切さが胸に響きます。
楽しみにしていた15巻 軍部やおまわりさん,看護婦さんたちがそれぞれの役割を全うする姿勢が垣間見られた巻でした. そうそう,前巻でアリスが口にしていた「正義の味方」という言葉に対する勘違いについても触れられます. これを読み終わった後,「正義」という言葉が何とも押しつけがましい言葉のように思えました.
そして,おまけ. おまけって長くても3-4ページくらいだと思っていたら油断しました ページをめくれども終わらない(笑) おふざけ全開と思いきや,そのおふざけで語られた分野に深くかかわる風刺的なお話が展開されていきます. 本をお酒にたとえ,店主が禁酒法を踏まえて客のマナーに対して警鐘を鳴らしているような印象を受けました. 禁酒法が一体何を表すのか,店主と客とは誰を指すのか,わかる人にはもうお分かりですね?
|