全15曲じゃなくて全17曲のはずなんですが、ラスト2曲(16曲目「ちゃんちゃらおかP音頭」、17曲目「京葉フリーウェイ(LIVE)」)は歌として認識されていないのでしょうか?
データベースにも載ってませんし…ボーナストラック?(笑)
XYZ→Aファンはもちろん、LOUDNESS、筋少、爆風ファンが観たら間違いなく感動すると思います。 演奏で感動し、MCで大爆笑、そして涙ありと最高のライブDVDです。
結成から10年間のベスト的選曲も最高、ファンを大切にしている姿勢、メンバー同士がお互いの良い部分を認め合っている姿勢、熟練メンバーだからこそ出来た完璧なバンドの「形」を感じました。本当に素晴らしいと思います。
ただ「10年間活動をしてきた」と一言で片付けられない何かを感じることが出来ると思います。
XYZ→Aファン、XYZ→Aを少しでも好きな方、そしてXYZ→Aを知らない方の初体験としても最高のDVDだと思います。
※注)映像の質やカメラワークに拘る方には満足できないかもわかりません。個人的に画質には拘りがないのでそんなに気にはなりませんが、最近のDVDの画質としては決して良いとは言えないと思います。
活動停止になってから10年以上経過したが、爆風の歌は何かにつけて聴きたくなる。 それはただ単に同時代を生きた者の“懐メロ”気分じゃなく、やはりファンキー末吉(ds)江川ほーじん&バーベQ和佐田(el-b)パッパラー河合(g)の演奏レベルの高さと不器用ながら一生懸命なサンプラザ中野(vo)の当時の生き様の歌詞に普遍性を感じ続けているからだろうか。
青春期の血気盛んさと爆風ならではの奇抜な発想がストレートに出た週刊東京「少女A」(1984)から「THE TSURAI」(1987)までの一連の曲、やがて「きのうのレジスタンス」(1988)「45歳の地図」(1989)では父親の心情をわかるまでの成長、「月光」「Runner」(1988)「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い」(1989)でソングライターとしての覚悟とその代償がヒットという実を結んだのだと思う。 隠れた存在の「らくだ」の手の込んだ構成や「まっくろけ」(共に1986)のユーモアと社会風刺が同居した巧さには改めて感激した。
ファンキー末吉がコミック原作を手掛けた北京的夏 (講談社BOX)の主人公のドラマー・トオルが中国を目指したきっかけは“お子様/ティーンエイジャー向けロックビジネス”に躍起になる日本に嫌気がさしたからだったが、事実“バンドブーム”“タイアップ至上主義”“小室ブーム”でJ-POPsターゲットの低年齢化と同時に質の低下に拍車がかかり、残念ながらこの現象は爆風にも影を落とし始めた。 バンドの長期休暇後にリリースされたピンクフロイド「Money」(1973)のパロディー曲「カネ〜マネーに捧ぐ」(1990)や天安門事件で多くを失った者へのメッセージ・バラード「おおBEIJING」がセールスに繋がらなかったためか、それ以降“青春ソング路線”を歩まされることになる。 またツアー環境も「青春KINGがやってきた」(1992頃)ではホーンセクションやパーカッションを率いていたのに対し、『ピロリ』発表(1995)時ではサウンドの要であるキーボードさえつかない4人だけのステージとなり、はたから観ても経費が削られていたのを痛感した。 その後某TV番組の企画でユーラシア大陸ヒッチハイク横断を強要されたお笑いコンビへの応援歌「旅人よ」(1996)でこそ大ヒットに繋がったがバンドの結束力はすでに失われており(アルバム『怪物くん』『SINGLES』での疲れきったメンバー写真が物語ってる)、「天使の涙」などアルバム『ハードボイルド』収録曲はグランジのように憤怒に満ちた演奏と中野の鬱気味な歌詞の対比ぶりが活動停止(1998)へのカウントダウンを象徴するみたいだ。
ポップスほど短くないが、悲しいかなバンドという人間関係にも確かに旬は存在する。それでも人生は続けなければならない。 なによりポップスはティーンエイジャーとF1(20〜34歳の女性)層だけのものじゃない!! 彼らの新しい可能性と再生をひそかに願い続けている僕である。
パンクロックなのにキャッチー。独特の世界観を有するパンクロックにあって、それでも、ポップでキャッチーなこの作品。もちろん彼らの活動には、ポップばっかじゃない、コミックバンド的な要素を含んだパンクロックを奏でていたが、このベスト盤は、聞き所ばかり集めている。入りやすい入り口。
はじめに抜粋「『神がかり』宣言。無理だ!無理だ?といわれつづけてきた我ら音楽シーンの異端児、爆風スランプ。たえずアナザー・サイドにいながら、あれよ、あれよというまにかけあがり、今やりっぱなメインストリームに力強く居すわっていることに、ある日、気がついた。これはたいした強運だ。これ以上、爆風スランプは改良する必要はない。そこで、ここに宣言する。一挙にかけあがってきた我ら四人衆の“神がかり”八百万の神に、元気を出したい時の神が新たに加わる。これは大胆素敵なことだ。困った時の神だのみ、しかし困った時にたよられてたって、所詮無理がある。ここに困らないための爆風マニュアル、これを読めばあなたも今日から、爆風スランプ。これで、あなたも安心だ!!あなたも“神がかり”。」 1LOVE STYLE 爆風フォト・セッション 爆風スランプ論 渋谷陽一 ヒストリー・オブ・爆風スランプ サンプラザ中野の東京八景 ダハッ!黒い 爆風恋愛物語 2TRUTH STYLE 指名手配者カード コメント・オン・コメント マンガ劇場「きたぜ!」作・イザベラ・ゴンザレス この人と一度話したかった 対談集 ポール(44マグナム)×ファンキー末吉 野々村文宏×サンプラザ中野 宮城光×ハヒフヘほーじん 多田かおる×パッパラー河合 おまけ 手相占い 爆風全詩集 オールナイトニッポン誌上リポート 3PEACE STYLE 付録小説1お持ち帰り パッパラー河合 爆風証言集 フォト・ストーリー 孤独な青春 開演前のユウウツ 爆風スランプ論2 小貫信昭 付録小説2ぶらさがり サンプラザ中野 爆風ディスコグラフィ
|