ラジオ番組で毎週、著書が紹介されているので、興味深く購入しました。 いままでやっていた家庭の医学が、かえって危険なこともあることも知りました。 病気の家庭での対処法の正しいこと、間違ったことが、整理できました。
シェークスピアの「マクベス」で魔女達が踊りながら、 「きれいはきたない、きたないはきれい」を歌うシーンがあります。 本書を読んで、このフレーズはグリム童話の真髄だと改めて認識しました。 今や家庭も学校も平等教育で、人間の本質を聞こうとしても、神の領域だと言わんばかりに知らん振りをする。 結果、日本の子供たちの多くは、誰かが何とかしてくれるという考えが染みつき、 自分からアクションを起こすことがバカらしい、 もしくは罪の意識を感じるようになってしまうようになったような感じがします。 装丁はがっしりしてますが、中身は大変読みやすい本です。
と言えばその通りなのだが、
正しい姿勢の大切さ、首を冷やさない、予防に限定しての運動の有効性…
当然の事を自分の調子を見ながら無理なく継続する。
一時間程度の流し読みだが、 頭痛や慢性疾患の為という切実な目的に対する打ち手としては、
知った今から気を付けようと思わせるだけの説得力がある。 そして方法もあっけない程お手軽。 ただし継続が難しそう…
著者の自慢?(それ程ではないと思うが)も、 説得力の一助程度に受け取った方が健全と思う。
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