言わずと知れた、藤丸のファースト・ソロ・アルバム('82)の、3度目のCD化で、今回は紙ジャケット仕様。 24ビット・リマスタリングのSHM-CD盤で、ボーナス・トラック1曲(#5のセルフ・カバー。'07年発表版の別ヴァージョン)が追加収録されています。 アルバムのレビューは、'01年の再発盤の皆さんのレビューを参考にして頂くとして。 リマスタリング&SHM-CD化の効果は、上々です。 オリジナル盤のサウンド・クオリティが元々高い為、劇的な変化とまでは行きませんが、'91年の初CD化盤と比較すると、録音レベルがアップして、音場がよりクリアーになり、各楽器の音の解像度が上がっています。 藤丸のギター・カッティングや、左右に振り分けられた気持ちいいコーラス、躍動的なパーカッション。弾むタムや、ベースの音の響きなども、粒立ち良くよりリアルに耳に響きます。 また今回は、藤丸と松下誠への最新インタビューを含む解説付きで、その中に、嬉しい情報が♪ AB'Sがムーンに残した全オリジナル・アルバム(これまで唯一、再発されなかった「AB'S-4」を含む)が今回のシリーズの一環で、再び発売されるそうです♪ 個人的には、前回の'01年盤を買い損ねたので、今回は即!買いでしたが、アナログ盤から愛聴している、藤丸〜AB'Sの各作品郡、再び揃える事になりそうです♪
いちいち、いや、今更、「芳野藤丸」がどうのこうのは言うつもりはない!この時代の藤丸ヴォイスは、まさに「オンリーワン!」なものであり、これぞAORと言いたい。私の妻に初めて藤丸を聞かせた時の感想は「セクシーな声」であった。男の感性より、女性の感性が上かなと改めて思った。
リアルタイムでアナログでAB'S,松下誠と共に愛聴したアルバムだが、当時も感じたけど、演奏、アレンジは最高だがメロディが歌詞も相まってやぼったすぎる。 これはCHARなんかにも当てはまっていて、あの頃の一部アーティストの限界とも感じる感性ですね。 ファースト「Yoshino Fujimal」はメロと演奏のバランスが抜群で良いアルバムで最初聞いた時の感激はギターカッティングを聞くと思い出す。 AB'Sもかっこ良いのでこのアルバムはちょっと残念でした。(ちょっとだけね)
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