大ヒット・ナンバー、『ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース』をはじめ、ベリンダ・カーライルのヒット・ナンバーが収録されています。澄み切った透明な声で、聴いていてとても爽快な気分になれます。特に、彼女の代表作となった『ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース』はまるでチアローディングのノリで、聴いていて本当に元気になれる曲です。ちょっと哀愁漂う『サークル・イン・ザ・サンド』やエキゾチックな『ラ・ルナ』など、素敵な曲がもりだくさん!
いくつかベスト盤が出ていますがこれが一番でしょう。EMIから発売されたベリンダというアルバムからも、曲が収録されているのはこのベスト盤だけ? だと思います。Mad About Youなどのヒット曲が入っていなければ納得できない人向け。
ベリンダを初めて知ったのは6「I get weak」のPVでした。容姿はあまり印象に残らなかったのですが(^^ そのクセのあるヴォーカルは衝撃的でした。本作はソロとなって2作目、「GO-GO'S」すら知らなかった私がファンになるきっかけとなった傑作アルバムです。 全米No.1を獲得した1「Heaven is a place on earth」を筆頭にシングルカットされた2、5、6はもちろん、サイケデリックな雰囲気満点のカヴァーソング3「I feel free」、パワーポップの王道を行くキャッチーな8「Fool for love」、ドスの効いたベリンダのヴォーカルが迫力のギターロック9「Nobody owns me」などもアルバムに埋もれさせておくには惜しい曲。今80年代ポップスにはまった方には、ぜひ聴いていただきたい一枚です。
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