前回(2003)のDVDがとても面白かったので、本作も楽しみにしていました。
早速観ましたが、やはり期待を裏切らない面白さで大変満足しました。また、バッファロー吾郎らの副音声解説が楽しく、二回目以降の視聴はこっちで楽しんでいます。もちろん全ての回答が面白いという訳ではありませんが、そういった危うさも全体の流れの一つと捉えて、場の雰囲気を楽しむ…というような観方がいいのではないでしょうかね。
吉本以外からの参戦者の作風も興味深いですし、TV番組ではおミソ扱いの芸人が意外な力を発揮したりで見所も多く、皆でワイワイというよりも一人でじっくりと観て楽しむDVDですね。
徹底特集は『アメトーーク』雨上がり&加地プロデューサーの対談から、ツッチー、おぎはぎ、すべり芸人のインタビューそして人気者、日村の秘蔵写真も・・・
特集の『DMC』は原作者、若杉公徳のインタビュー&全57話のセルフ解説 映画の出演者、監督などのインタビューが載ってます
他は、ダイナマイト関西や、ドアラと五月女ケイ子&細川徹再開、裏関根インタビューなどです。
2010ダイナマイト関西の各大会DVDを観て、私が勝手にイメージしたキーワードはfirst「エキセントリック」、second「可愛い」、third「オーソドックス」、そしてfourthが「醍醐味」です。
各大会のチャンピオンと実力者が出ている総決算なので、名回答が出るのは当たり前でしょう。でもそれだけでなく、実力者が考えあぐねて力を発揮できなかったり、手数の多さがポイントにつながらなかったり、微妙な判定に泣かされたりという、「格闘技」をうたったD関ならではの試合展開がたっぷり楽しめます。 元来D関の良さは、格闘技のトーナメントという位置づけなので、全部の回答が面白いはずだなどという前提がなく、観客も何でもかんでも笑おうとする必要がない、ということが大きいと思います。ひとつひとつの回答は笑えなくても、試合展開としてそれが次にどうつながるかを見守る楽しさ、それがこのfourthでは十分堪能できます。
サバイバルも観られたし、タッグマッチではふたたびあのfirst名選手も登場したし、スペシャルマッチも非常に満足でした。 ダイナマイト関西2010は、4枚すべてをおすすめしたいのですが、どれか1枚だけしか購入できないとしたら、やはりこれでしょうか...
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