安いうえに早い! 読みたいときに買うので、早く送付いただけるのが一番ですね。
米軍の本気まだー?と思ってたら終わった。 物語はどうでもいいんだろうと思う。 映像を見せたいんだと思う。 でもその映像もCG飽和時代にあっては別に特段どうということも感じない出来。 綺麗は綺麗だけど綺麗なCGは見飽きた感。
短いから時間泥棒感は少ないけど、敢えて見ることも無いような。そんな感じ。
この映画の注目すべき点は、何といっても低予算映画だというところだ。予算は10億円足らず。ハリウッド映画では比較にもならない額の予算がある映画がザラに存在するが、映像面に関しては侮ることなかれ。この映画でのVFXは低予算を感じさせない、大迫力の映像が展開される。少ない予算でこれほどまでレベルの高い映像が作り出せるとは…邦画も見習って欲しいものである。
深夜、ロサンゼルのとあるホテルの一室に突如青い光が差し込む。その光を見た者は次の瞬間、姿を消した。朝になり外に出ると巨大な宇宙船が多数出現、街にいる人々を吸収していた。
宇宙人がやってきて人々を襲うというどストレートなSF映画である。主人公が武器で戦う、宇宙船に乗り込んで中から爆破する、そんな展開が当たり前な題材だが、本作ではそんなことはしない。普段通りの生活を送っていて、もし宇宙人が現れたらどうなるのか?、果たしてヒーローはいるのか?侵略される人間達に迫った、そんな現実的な作品である。
あの「AVP2」のストラウス兄弟の監督作であったためかなり不安ではあったが、SF好きな人ならそこそこ楽しめる作品だ。宇宙船や奇妙な宇宙生物が街を破壊する様を夜ではなく昼間に見せるところが、いかに映像に自信があるのか見てとれるし、とても低予算とは思えない上質な出来だ。主人公達がホテルから逃げる逃げないでもめるくだりなど関係ない、とにかくCGを見よといった感じだ。
ラストで結局、主人公達に主人公補整がかかっている点が実に笑える。なんだ、いつもの展開じゃないかとガッカリである。しかも意味ありげな展開。続編が出来るのかはわからないが、ともかくあまり期待しないで見てみたら期待以上だったと感じれるような作品ではないだろうか。
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