エンディングで涙したゲームはいくつかありますが、それ以外でのあらゆる場面で号泣させられたゲームはこれが初めてです。オープニングで漂わせた不気味さが嘘のようにおふざけ満載な前半、それが再び打って変わり緊張感の張り詰める後半。振れ幅がかなり大きいのですが、どちらの雰囲気も楽しめます。また、キャラクターにそれぞれ個性が光り、誰が一番お気に入りか決められない程です。むしろパーティーに関わる全てのキャラクターが魅力的で、一人一人の背負う物語をぐっと深く掘り下げています。ちなみにエンドロールで分かることなのですが、モブキャラにまで全員名前が存在するのには脱帽しました。作り手の愛に溢れた、本当に良いゲームだと思います。ただ、グロテスクかつゲテモノなモンスターと戦ったり、あまつさえ……なんて場面もあるので、苦手な方はそこは苦痛かもしれません。私はギャグとして非常に楽しめました(笑)
思い出補正だったのかもしれませんが、さっくり終わりました。でも時間を取らずにすぐ終われるのでおすすめです。
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