プラネテス・スクライド・ガンソードの順に各作品に出会い、谷口悟朗監督の作品に興味を持ち鑑賞した。話の元となった蠅の王や十五少年漂流記などは知らないが、非常に素晴らしい作品に出会えたことに感謝したい。(※最後まで観ないと鬱になる。)
二人兄弟の兄・コウジが、幼なじみのアオイと一緒に航宙士養成所・リーベデルタに行く。そこには弟のユウキもいる。相棒のイクミとペアで宇宙船の訓練を行うコウジたちを、原因不明の事故が襲う。なんとか生き残った彼らは、終わりの見えないサバイバル生活を余儀なくされる。(詳しくはwikiなど参照)
よくある群像劇(海外ドラマのLOSTのようなもの)かと思って見始めたが、最大の特徴は彼らが全員子供であること。そして、それゆえかもしれないが、心理描写が生々しいこと。サバイバルもので人間の醜い部分を描く話はよくあるが、本作はより深く、人間の根源的な闇を描いている。 また、能力や働きによって階級の優劣をつけるシステムやロボットという絶対的な力の存在などが、彼らをさらに窮地に追い込む。低い階級への差別や力による支配の結末などは、個人的には まるで世界史を見させられている感覚に襲われた。子供が主役ゆえの展開だが、歴史の勉強の重要性を再確認させられた。
話が逸れたが、主題は人の闇であるように感じた。 個々のキャラが抱える闇。誰しもが一度は持ったことのある感情に振り回される本作内のキャラと、昔の自分を重ねながら観て欲しい。 さらに、それぞれが異なる闇を抱えている人間同士、うまくやっていくにはどうすればいいのか。 大衆をコントロールしようとするブリッジ側の特権階級と、双方と通じ分かり合おうとするコウジ。 誰にでもへらへらするコウジに怒りを隠せなくなる双方の人々。 果たしてどちらが正しいのか。 答えは本作にて示される。現代のいじめ問題の原因などにも通じる、重く重要なテーマを描いた本作品。 観て後悔しない作品ということで、星5個で。
OP.EDとキャラクターソングの構成ですがはっきり言いますと 無限のリヴァイアスに出演している声優さんが好きな方にだけオススメ致します。 特に6番目の「自分の自由は自分で決めろ」は歌で無くなってます!! 会話してますし。 残念なぐらい全体的に暗い感じです。
全員で歌う9番目の 「Smile again」は明るい感じで個人的にオススメです。
変わっていくリヴァイアス。 変わっていく人々は誰かの心と身体を傷つけていく。 そのなかで起こった悲劇は一人の少年を大きく変える・・・。 ついにクライマックスへ向けて進んでいくリヴァイアス。 かなり面白いです。 この作品ってスゴいなぁ、いやホント。
小説版無限のリヴァイアスです。 アニメでは分からなかったキャラクターの心や行動が分かったりします。 あまり目立たなかったキャラにも注目されているのでファンが読むと感動してしまいます。 ときにはアニメよりもハードに描写されており、よりリアルな世界になっているような気がします。 ・・・・・・続編は?
聞いていると作中のシーンを思い出し、涙が出そうになったりしました。 OPテーマのイングリッシュ・ヴァージョンやEDテーマのREMIXヴァージョンなども収録されていてなかなかいいカンジになってますね。 音楽のジャンルも幅広いです。 楽しめるモノになってると思います。
|