もうずいぶん昔に購入しましたが、時々聞きたくなるので手放せないCDです。 映画もよいですが、アメリカの近代音楽史ともいえるバラエティ豊かな選曲で何度聞いても飽きないのです。 単に寄せ集めのヒットパレードではなく、音楽ファンを唸らせるツボを押さえた選曲。 ニール・ヤングなどが在籍したバッファロースプリングフィールドなどロックファンの心くすぐるバンドの曲もあり、 ボブ・ディランやビーチボーイズ、ドアーズなど知名度の高いバンドも数多い曲の中から「おっとその曲できますか」という通な選曲。 ロックだけでなく、ソウルやモータウン系、フォークなどバラエティに富んでいるのも魅力です。 映画を見て、気になった曲があった方は音楽の幅が広がるはずですのでぜひ聴いて見て下さい。 このサントラを聞いて、また映画を見直してみるとフォレストが歩む時代背景と見事にマッチした曲の使われ方を再発見することができると思います。 映画のサントラとしてはかなり質の高いアルバムです。
US盤リリースから遅れること2年半・・・・ ついに日本でも待望のBD化なのに、 やはりというか、日本盤は特典なしの劣化仕様・・・。
US盤は2枚組で特典も充実しています。
●Disc 1: Commentary with Robert Zemeckis, Steve Starkey and Rick Carter Commentary by Wendy Finerman Musical Signposts to History
●Disc 2: Greenbow Diary The Art Of Screenplay Adaptation Getting Past Impossible: Forrest Gump And The Visual Effects Revolution Little Forrest An Evening With Forrest Gump The Magic Of Makeup Through The Ears Of Forrest Gump - Sound Design Building the World Of Gump - Production Design Seeing Is believing - The Visual Effects Screen Tests
最近のパラマウントの旧作系のBDは ほとんど「特典抜き」の劣化仕様ばかりです。 いくら廉価とはいえ、この仕様はあんまりです。 DVDの特典も一切入っていません。
「人生はチョコレートの箱のようなもの。食べてみるまで中身はわからない」という言葉で始まる「フォレスト・ガンプ」はアカデミー賞多数受賞、今やゴールデンコンビとなったロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスの最初の作品にして名作であるということで有名な作品ですが、これはアメリカの歴史とともに奇跡のような人生を駆け抜けたガンプという1人の天使ともいえる男をめぐるまさにファンタジーです。ガンプの、最愛の母への愛、ひとりの女性への愛、友人への愛をつらぬく姿に胸を打たれます。この映画は私にとって辛いことがあったときの鎮静剤のようなもの。日々の生活の中で猜疑心に苛まれた自分をいつもスタート地点に戻してくれる、まさに私の人生の宝物です。
アメリカ社会にGumpブームを巻き起こした、『バックトゥザフューチャー』シリーズのロバートゼメキス監督の傑作です。リベラリストのジェニーのような生き方がどんどん追い込まれるのに比べ、ベトナムに徴兵されたサイレントマジョリティの代表的な人生を送るガンプの人生がうまく行く様はちょっとアメリカの共和党よりの保守主義層に都合がいい気もしないではないが、それでも人生を『受け入れる』強さを持つということの素晴らしさが、感動します。勇気がほしいときに見る映画ですね。 僕は、ベトナム戦争のとき黒人兵のババを助けに、機関銃が交錯するジャングルへ飛び込んでいくガンプのシーンで、何度見ても涙が止まらなくなります。この時代は、公民権運動の時代で、普通の白人青年と黒人青年が友達になるなんていうことは、まずありえない時代でした。知恵遅れと回りからバカにされていたガンプは、差別される立場だった黒人を、白人(しかも差別が厳しい南部!)で差別することなく受け入た。。。それは、幼馴染ジェニーと同じで、ただ初めて会ったバスの中で席を譲ってくれた・・・・ただそれだけの理由でです。。。あ、やべー涙出てきた(笑) これはアメリカの歴史教育のようなお話で、50年代から90年代までのアメリカの歴史を全て網羅してあります。その激動の時代を生きたアメリカ人にとっては、きっと涙なしには語れない記憶なのでしょう。僕ら日本人には、ただの物語ですが、同時代のアメリカ人にとっては自分の人生を振り返って同じときに、自分が何をしていたのかをものすごく振り返らせる作品だったようです。かなり、長期間にわたって雑誌等で特集が組まれたりしていました。 いったいどういう映画なの?、と聞かれても答えようがありません。ただ、ガンプというちょっと頭の回転が遅い青年が、がんばって頑張って自分の人生を生きたというお話です。よっぽどシニカルに見ない限り泣けること請け合いです。
The latest original movie soundtrack that is collected the memorable and catchy and representative songs of 70's and 80's. This album is worthy to reserve!
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