2000年6月に Houston's Lakewood Church でおこなわれたLiveを収録、唯一スタジオ録音の911も含めてすべて新曲だ。 なんと言っても、まず先行のTrack4 の "911" だろう。「911」はアメリカの Emergency Call の電話番号(日本の110や119と同じ)、そしてニューヨークの悲劇が起きた日、9月11日。2つの意味を重ねている。T.D.JakesとKirkによる会話が中心のこの曲だが、ストーリーをもった Backtrack が完璧でまったく飽きさせない。非常にすばらしいアイディアに脱帽だ。また、曲名をざっと見ていくだけでも一度は名前の聞いたことのある豪華なGuestに驚かされる。Gospel界の大御所 Shirley Casear を迎えたTrack3、Richard Smallwood に Pianoを弾かせたTrack11。Track8 は Rich Mullins の"Awesome God"を前半はカバーして自身の曲につないでいるのだが、まったく違うアレンジに仕上げた。ラテンなギターにホーンとスクラッチを巧みに組み合わせダンサンブルでノリノリ。冒頭でラガマフィンするのはReggae / Gospel アーティストの Papa San だ。
DVDと同時購入しました。 Kirkのラップ?部分まで歌詞として掲載されているので見やすいです。 掲載されているのは他に歌詞と歌の楽譜、ピアノ譜、コードです。 DVDではバンド演奏でしたが、フルバンドスコアではありません。
収録楽曲が記載されているCDThe Rebirth of Kirk Franklinと比べると 12.Transition 16.Outro (The Blood) と Intro, Interludeは掲載されていませんでした。
歌う予定の為、楽譜を手に入れることが出来てラッキーでした。 価格なりの装丁のため、☆4つをつけました。 他は、満足しています。
ゴスペル界の人気アーティストKirk Franklinの新作”Hello Fear”。 毎回、ゴスペルを現代的なサウンドと組み合わせ、クオリティの高い作品を発表し続けているKirk Franklinだが、今作も非常に聴き応えのある素晴らしい作品として完成している。 全15曲の大作ではあるが、楽曲のバラエティの多さや、1曲1曲のメロディの良さもあり、飽きずに最後まで聴く事が出来る。
1曲目の”Hello Fear”の美しい歌声とメロディに始まり、面白い曲展開と、絶妙な歌と演奏の掛け合いが楽しい”Before I Die”。 ピアノ演奏とKirkのソロを堪能出来る”But the Blood”や、R&Bチックで切ないメロディが沁みる”Everyone Hurts”。 シングルカットされたハッピーな名曲”I Smile”に、”The Altar”ではMarvin SappとBeverly Crawfordのシャウト合戦が繰り広げられる。 どの曲も個性的でドラマがあり、そこにゴスペルの臨場感が加わって、音楽を楽しみながらも沢山の元気を貰える作品だと思う。
ここまでゴスペルを大衆に近づけ、またお洒落な音楽にしてしまうKirk Franklinはやはり稀有なアーティストだと思うし、毎回大勢のクワイアを仕切り、完成度の高い作品を作り続けるその姿勢に、敬意さえ抱いている。 そして、ゴスペルを聴いていると、本当に音楽や歌う事って楽しい事なのだなといつも再認識させられる。
カーク・フランクリンは、1991年に17人からなるクワイア『The Family』を結成。 このアルバムは96年に発表され、通算3作目となります。 このアルバムは、発表されるとたちまち超ベストセラーとなり、カーク初のミリオンセラーとなりました。 また、グラミー賞をはじめ数々の賞を受賞し、一躍、カークはトップアーティストの仲間入りをしました。 このアルバムは、そのタイトルがスラング的な名称になっていることからもわかるように、 ヒップホップから強い影響を受けており、 タイトル曲“Whatcha Lookin' 4 ”では、強烈なヒップホップのリズムパタ-ンを採用しています。 他にも、泣きながら唄っているのではないかと思われるようなカークの熱唱が印象的な“Mama's Song”や、 当時、現役のオリンピック陸上男子100mセミファイナリストであるジョン・ドラモンドがソロをとる “Where The Spirit Is”などが聴きどころです。 クワイアやグループなどで、ブラックゴスペルを唄っているすべての方に、 自信を持っておすすめできるアルバムです。
新宿タワーレコードで流れてた時は衝撃でした。このライブアルバムがゴスペルとの初めての出会い。以来、僕もゴスペル歌っています。300枚以上あるCDの中で一番聴いているアルバムであり。寝る前の必需品と化しています。
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