SAQトレーニングが、すぐにそのまま使えます。
道具が必要なものもあり、すべてがすぐに取り入れられるわけではないですが、素晴らしい内容です。
事前にSAQの基礎知識は必要ですが、競技力アップのために役立ちます。
本のサイズがコンパクトなので、現場で使いやすいです。
マリアッチがギターを弾きながら悪漢を倒すシーンがよみがえってくる曲「マリアッチの歌」を何度でも聴けます。
「ベスト」という観点から言えば、跳躍を果たした「キャラバンサライ」からの「風の歌(風は歌う、という邦題は翻訳ミス)」はなぜ無視されるのか?その1点だけで、「ベスト」というタイトルを付けるのは間違いです。
サンタナは僕の最も好きなバンドの一つで、カルロスサンタナのギターは良くコピーしたものです。サンタナの音楽は、サンバやチャチャチャなど、ラテンのリズムを基本に、アフロキューバン系の音楽や8ビートをミックスしたもので、元々ラテン音楽とアフロ系の音楽はキッチリと分離するのが難しいジャンルなので、サンタナをラテンだアフロだと決め付けること自体がまずナンセンス。サンタナを音楽的に見ると、評論家がラテンロックと称したのは決して間違いではないが、レコード会社がレコードを売るための単なるカテゴライズだったのであまり気にする必要はありません。
例えば1曲目、「ウェイティング」はアフロっぽいリズムで始まりますが、サビのところはサンバに変わる、2曲目の「エビルウェイズ」はチャチャチャのリズムですが、途中からサンバとロックのミックス、5曲目の「ジンゴー」はアフロと8ビートのミックス、といった具合です。1stアルバムを例に出しましたが他のアルバムも大体こんな感じです。この猥雑さ、ごった煮感覚、ミクスチャー感覚がサンタナの持ち味であり、これにカルロスサンタナの泣きのギターが被さるのですからもうたまりません。完全にノックアウトですよ、これは。良く使われるのはサンバ、チャチャチャ、ルンバ、アフロといったところですが、中期以降はジョンマクラフリンやアリスコルトレーンとの競演でジャズの分野にまで手を伸ばします。こんなバンドは他に見当たらないし、これからも多分出てこないでしょう。サンタナというバンドはカルロスサンタナという一人の天才ミュージシャンのワンマンバンドですが、カルロスサンタナにはこれからも生涯現役で頑張って欲しいものです。
あの知る人ぞ知る“ビル・ラズウェル”がまたまたやってくれました!前回は“マイルス・デイビス”のエレクトリック時代のものをリミックスしましたが、今回はサンタナの音源に着手したようです。どちらも70年代前半。もう30年近くも前の作品です!!! 彼が目をつけたのは、おそらくサンタナの歴史の中でも問題作と言われている「イルミネーション(啓示)」と、“ジョン・マクラフリン”とのコラボレーションが話題になった「魂の兄弟たち」の一部の曲のようです。 「イルミネーション」は当時宗教に傾倒していったカルロスのソロアルバムでジョン・コルトレーンの妻である、アリス・コルトレーンとのコラボレーション。ラテンのサンタナが好きだったファンはこの時期どんどん離れていったとか…私(23歳)の父親も「アレはよく解らない」と言っている。しかし我々の世代からしてみると、なかなかカッコ良いのである。現にオリジナルのLP盤は今でも愛聴盤の一つです。今回はこの作品をどう変えているのかとても期待しながら聴きました。さすがはビル・ラズウェル。オリジナルとはまた違った一面が見えてきます。マイルスの時も素晴らしかったですが、個人的には今回のほうがより素晴らしいと思います。彼は基本的には元の音源を台無しのする事が無いので、オリジナルの良さも存分に楽しめると思います。 近年は「スーパーナチュラル」の大ヒットばかりが目立っていますが、彼が色々な体験や思想を経た上で今に至っている事を是非知ってもらいたいなと思います。 発売当初あまり受け入れられなかったようですが、今になってこの当時の音楽性は若い人たち(自分を含めた)にもスンナリと受けいれらるような気がします。かっこいいです☆ ◎◎個人的にココがイイ!!◎◎ 1.真摯にギターを弾く姿がとても「眩しい」 2.とにかくギターの音が美しい 3.ジャック・デジョネットやデイブ・ホランド等、JAZZの大物ミュージシャンとの競演が楽しめる
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