何気なく眺めていた書店の本棚、ひときわ美しい表紙に目を奪われ、手にとりました。 ホッキョクグマの親子の、純粋でまっすぐな愛情が、ドンと胸に響き、 とても棚に本を戻す気になれずそのまま購入しました。
温暖化の影響でホッキョクグマの生存が日に日に危ぶまれている、という報道は 良く耳にしますが、どんな状況も受け入れ(受け入れざるを得ず、)今この瞬間を 一生懸命に生きている北極グマや自然の中の動植物を、人間のエゴも損得勘定も何も 感じさせず、ありのままを伝えています。 写真家のノアバート ロージング氏は、本当に自然を愛し、ホッキョクグマを愛し、 そこに生きる全ての命あるものを愛しているのだなと、強く感じました。
ホッキョクグマのお母さんと子供たち。ページをめくるたびに、親子の強い絆は、 人間よりも深く尊いものであるように思います。 むしろホッキョクグマや自然界生あるものたちに、人間はもっともっと 学ばなくてはならないものがあるのだと、人間はこの世界の頂点に立つものでは ないのだと、改めて思い知らされる作品です。
ぜひ親子で読んで、写真をよくみて、自然について、愛情について、 生きるということについて話し合ってみて欲しいと思う、貴重な一冊です。
他社のマグボトルは飲み口が薄いステンレス剥き出しのものが多く飲み心地を懸念していましたが、このマグボトルはステンレスの本体とキャップの間に別途樹脂の飲み口(グレーの部分)を設けていたのが決め手となって購入を決めました。 安全性、保温性、密封性、洗い易さ、デザインのどれを取っても非常に満足です。 可愛さとシンプルさのバランスも絶妙で、夫の通勤用にプレゼントしましたが、男性でも気に入って使っています。 容量は毎日のオフィスワークの供にホット珈琲や紅茶を入れて行くには丁度良いサイズ。 朝お茶を入れて、残業で深夜に持ち帰ってきても、まだそれなりに温かさが残っています。 既に数ヶ月使用していますが、今のところ非の打ち所がない理想のマグボトルです。
他のレビューでは色が薄い青や緑と書かれていますが、私にはオフホワイトの様に感じられます。個体差があるのかもしれません。
あまり水分を必要としない自分にぴったりの量。氷は口元で止まります。コップ付やボタンで開くタイプと比べて軽いのもいいです。保冷機能も充分。まだ試していませんが熱いものも入れられるようです。自分のボトルが何頭目かわかるのもちょっとおもしろかった。北極熊の保護活動の支援にもなるようです。
カナダ・ハドソン湾に長期取材したドキュメンタリー写真。近年、日本で出版された白クマ写真集では最もポピュラーなものの一つではなかろうか。とにかく心温まるクマ母子の可愛らしい姿をメインにしているが、一方で、少ないエサに腹をすかせていそうなオス達の写真には野生の厳しさも感じられる。キャプションの情報も簡潔で白クマファンには勉強になるものも多く、僕はオスが子グマを襲うことが多いことを本書で知った。
さて、白クマ写真集は本書のように「野生の姿を撮ったもの」と「動物園に取材したもの」の二通りに分かれる。撮影条件に制約がない分、実は野生のクマに取材したものの方が案外接写が多いのだが、穏やかだとはいえ相手は一応地上最大の肉食獣なのでカメラマン諸氏は余り無理をせず気をつけてほしい。(エサを求めて母グマが4WDの中まで頭を突っ込んできた接写写真は可愛らしいのだが、中々ドッキリさせられる。まあ、こんなカットが含まれるのも、他の写真集には無い本書の「売り」なのだが。)
あまり水分を必要としない自分にぴったりの量。氷は口元で止まります。コップ付やボタンで開くタイプと比べて軽いのもいいです。保冷機能も充分。まだ試していませんが熱いものも入れられるようです。自分のボトルが何頭目かわかるのもちょっとおもしろかった。北極熊の保護活動の支援にもなるようです。
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