サッカーではなくカタルーニャの専門家が書いているこの本は、著者と編集者との対談で話が進んでいく。わからないことを編集者が聞いてくれるような感じで、「ふ〜ん…」「へぇ〜」と言ってるうちにあっという間に読み終わった。もちろん内容が軽いわけではない。親切に折に触れてスペイン史の解説もしてくれている。また参考文献を見るとカタルーニャ語で描かれたものが並んでおり、今まで日本で知られていなかった話も出てくる。さすがカタルーニャの専門家。
南米のある国の刑務所が舞台で、未成年をかどわかした罪で牢にいるゲイの男と新たに入ってきた政治犯の関係を描いたもの。悲しいストーリーだが、とてもうつくしく、幻想的に撮れている。ウィリアム・ハートの代表作。何年か前に亡くなったラウル・ジュリアも良い演技をしている。
悲しいとき、僕はよくこの映画を見る。だが、悲しいから悲しい映画を見るのではない。 何も無い惨めな監獄の中で出会った対照的な二人の男はいつの間にか友人になり、誰も知らない心の絆を生み出す。 そして一人はもう一人に生きる勇気という心の贈り物を与えられて獄を出る。 だが、人生の決断はあっさりと裏切られ、残った一人も恋人の夢を見ながら死んでゆく。 彼らの心の絆は、では何の価値も無かったのだろうか。生み出された愛はどこにも残らないのか。 答えはない。ただなぞめいた蜘蛛女だけがそれを知っている。 それは決して特別な出来事ではない。自分の人生もそういうドラマを背負っている。たぶん、あなたの人生も。 そういう人間の運命を美しく描き出してくれるこの映画に感動する。
毎日ガブガブ飲んでます。 安くて上手くて大変満足。 仲間が集まったときにも躊躇無く開けられます。
住まいの設計という雑誌の別冊という位置づけの本のようです。 若手家具作家26人(全員日本人)が紹介されています。 オールカラーで写真がふんだんに使われているため、 家具好きで、作り手にも興味がある人にはおすすめ。
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