時代は変わったなと思い知らされました。 エンディングとオープニング曲や内容も観ていて恥ずかしくなるけど面白い。 自分の青春時代を思い出しながらやっぱり斉藤ゆきはよかったなあ。
この巻に関して言えば"特に"学園物というよりヤンキー物です 今回、内容としては過去の因縁に焦点が当てられていて、些細なきっかけから後戻りできなくなるまでが暴力満載で描かれています
藤沢氏の絵や、この漫画のストーリーは割と好きですが、果たして話のネタが持つのか気になります 不良生徒を力で更生させる……この方向性は良いとしても、ネタはそんなに広げられないと思います このまま行くならおそらく、連載終了もそう遠くないのではないか……? 内容を別にして、個人的にはその辺が軽く気がかりです
都内の不良たちが集まる通称“東京の不良墓場”、極蘭高校に赴任してきた教師、荒木剛太は意欲はあるのですがいまいち結果に結び付かず、生徒には殴られるし、生来のものなのかドジも重なって流血を繰り返す有様。ところが荒木と同じ日、彼のクラスに副担任の十文字隼人と名乗る仮面を被った男がやって来ると、“特別補習”で超人的な強さを発揮し、不良生徒たちをあっという間に倒してしまいます。
どうやら「仮面ティーチャープログラム」という問題校専用是正プログラムが絡んでいるようですが、一体十文字の正体は? 荒木との関係は? ……とまあ書いてる時点でヤングジャンプでの連載を読んでいればその辺は分かってますし、単行本だけでも大体分かりますけど、ここで書くのは野暮というものでしょう。
荒れた学校に圧倒的に強い主人公がやって来て不良たちを叩きのめすというのは既に多くの不良マンガでおなじみのパターンですが、作者が「湘南純愛組」や「GTO」などの話題作を世に送り出してきた藤沢とおる先生で、活躍の場を講談社から集英社に、少年誌から青年誌に移しての作品ですから、並々ならぬ力の入れようなのが作品から容易に感じられますし、読んでいて爽快感がありますから、ストレス解消にはうってつけでしょう。
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