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The Zombie Survival Guide: Complete Protection from the Living Dead
ジョージ・ロメロの世界に入って、ゾンビ軍団に襲われたらどうすればいい? 町が全員ゾンビ化したら、どうやって生き残ろう? ゾンビを確実に倒すには? こうした現代人必須の知恵をまとめた有益な本で、セキュリティに敏感な現代時であれば震災袋に是非とも一冊ほしいところ。各種映画その他を引きつつ、ゾンビの弱点や行動の特徴等をきれいにまとめている。
さらに安易な類書とちがい、本書はかなり徹底したリサーチをしており、古代中国や古代日本その他世界各地に残るゾンビ伝説を集めて紹介している。ゾンビや死人復活は、インドやアフリカなどで呪術師があれこれやっており、実はいまもかなり根強く残っている信仰ではあるのだ。単純なおふざけ本にとどまらず、ゾンビについてのミニ百科にもなっており、予想外に読みでがあって、ベストセラー入りするのも納得。
ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える
オカルト本と思いきや、立派な(?)国際関係の本。
気鋭の国際政治学者Daniel Dreznerタフツ大学フレッチャースクール教授による"Theories of International Politics and Zombies"(Princeton Universities Press, 2011)の翻訳。
同教授は、米国の外交専門誌Foreign Policy誌のHP上にブログを持っているが、そこの連載が評判になり出版したもの。
増殖し拡散するゾンビという国境を越えた(グローバルな)安全保障上の脅威に対して、米国の国際政治諸理論(リアリズム、リベラリズム、ネオコン、社会的構成主義、国内政治と官僚政治モデル)のそれぞれがどう説明し対処するかについて解説した国際政治の良きに入門書・・・・
と言いたいところですが、これら国際政治理論について最低限の知識を持っていないとなかなか笑えない。
米国の大学院でポリサイやIRを勉強していている学生が寝転んで読む本かもしれない。
でも、犯罪の範疇でしか捕らえられていなかったテロリズムが、9・11以後には突如として国家の自衛権の発動用件(武力攻撃)となるような国際政治上の最大な脅威とされたように、安全保障問題に取り組むには「ゾンビ拡散の脅威」を考える程度の想像力は最低限必要なのかもしれません。
著者自身は、結論として、「国際関係理論は、明らかに実践上の有用性を持っている。
しかし、おそらく、これらの理論が現在のグローバルな脅威と挑戦を説明する能力は、国際関係論の学者が自らの業績の中で主張しているよりは、限られたものである。これらの理論を知った上で、国際政治学に関心を持つ優秀な学生は、ゾンビに脳ミソを喰われてしまう前に、自分自身の脳ミソを使い、この問題について、じっくり考えなければならない。」と言っています。
この本の読後感は、おもしろいけどなんかとってもアメリカ的だなーっというか、米国の国際政治学の枠組みを超えていないなという感じは否定できません。ともあれ、読んで損はない面白い本です。
The House of The Dead: OVERKILL Director's Cut【CEROレーティング「Z」】
このシリーズは好きでゲーセンでもたまに遊んだりしますが、ハラハラ感はさほどなく、ゾンビをひたすら撃ちまくる爽快感は相変わらずです。 良い点 ・ステージ数はガンシューティングの中では多い方 ・銃のカスタマイズ感が実感しやすい ・ストーリーはハチャメチャのホラー。その手のムービーが好きな人にはどうぞ 悪い点 ・インストールはしないが、ロードも長め。各ステージ初回はイベントスキップ出来ない(二度目以降はスキップ可) ・アイテムへの当たり判定が小さく、連射しないとなかなか当たらない ・基本的一本道で、シリーズ恒例の分岐がない 最近はモーションコントローラー対応のゲームも発売されなくなったので、これを機に何かしらの変化が訪れればいいかなと思います。 ちなみに本作品のモーションコントローラー精度は良かったです。
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