SFCとSSで発売され、ユーザーから熱狂的に支持されたシミュレーションゲームカオスシードの設定資料集。 内容は、キャラのイラスト、雑誌に連載されていたコミック(新作もアリ)、ポスター、グッズ紹介、開発者 へのインタビューが、収緑されている。 設定資料としては合格点で、ファンなら買って損はない。しかし、値段が少し高めなのでファン以外には薦め られない。
謎窟がさっぱり解説で、当時のセガサターンマガジンの方が詳しいと言うぱっとしない本。 シナリオクリア条件を知るには便利ですが、この本だけで「怒龍の剣」が取れる方には、芸文社の本をお勧めします(スーファミ版ですが)。
急遽もう一冊別の出版社から出る本が発売中止になったのでそのあおりかも知れませんが、もう少し頑張って欲しかったです。 「土功の怪」でヒロインを助ける条件…くらいしか、長所がないのですが、サターン版は本書しかないので、星2つオマケしてこの評価です。
10年ほど前にゲームをプレイして今までにないくらい感動し、サントラも欲しかったのですが探し始めた頃にはすでに廃盤になったと聞いていて、もうあの音楽は聴けないとほとんど諦めていました。それが今回リメイク・アレンジバージョンまで入って再販されたとネットサーフィン中に知って、即注文しました。
早速聴いてみて、アレンジバージョンのあまりのクオリティの高さに本当に驚きました。特に1曲目の「ただプリフィアは散る」のアレンジバージョンは何度聴いても全く飽きない名曲です。リメイクバージョンも音質がSFC版から格段に向上していて文句なしの仕上がりです。もちろんSFC音源も全曲収録されています。まあSFCの音って今聴くと少し音がこもっている感じはありますが、そこは当時の音源そのままということですから文句をつけるところではありませんね。曲自体はどれも本当に素晴らしく、ゲーム発売から10年以上経った今でも全く色あせていません。星5つくらいの評価では足りないくらいで、もう星10個くらいつけたいほどです。マイナーなゲームだったので知っている人は少ないかと思いますが、これぞ隠れた名作といえる作品です。CDだけでも多くの人にぜひ聴いてもらいたいですね。
主人公は仙人。大地復活のためにエネルギーをダンジョンで作り、自然を蘇らすのです。大地震とともに…(笑) なので人間が討伐しにやってくるのでダンジョンを強化し、ぬるめのアクションで追い払うのも仕事。ちょっとしたボス気分。 「ほのぼの中華な刻名館」といったところ。それでもこのゲームの魅力を伝えきれません。ゲーム誌でも無理でした。
システムと世界観がばっちり合っていたし、自分で歩いて触って育成ができる珍しい経営SLGです。いろいろ盛り込んでるのにひとつのズレもないのもすごい。
ダンジョンを作って、そのダンジョンを強化していくのがとにかく面白い。 エネルギーやお金(仙丹という)のやりくり、モンスターの巡回などなど、わかってくるとどんどん凝ってしまう。
そして、「風水」という更なる深みにはまるともう抜けられなくなる。 部屋についている属性と部屋をつなぐ通路を使って、通常ではできないようなパワーアップができるのが「風水」 このあたりはパズルに近い。ここに凝ってくると設計図作る時間のほうが長いなんていうことも。
ついつい「あと1ターン、これができるまで…」という風に、ずるずるプレイを続けてしまう。
けれど、そこまで凝らなくても部屋を適当に作って普通に強くしていくだけでも十分ゲームを進めることができるのもこのゲームのすごいところ。 (ただ、その基本を覚えるのがちょっと根性いる)
やりたいことは山ほどあるのに、やらないといけないことはすごく少ない。
イベントはわりと笑えるのが多いのもいいです。主人公、ダンジョンの主なのに、ヒロインの尻にしかれてるし。 人間と敵対しているのに後味が悪い話がほとんどないのもこのゲームのいいところ。エンディングは気分爽快です。 (1シナリオごとのマルチエンディングなので一部バッドな部分もある)
サントラの内容以前にまず最初に言わせて頂きますが2006年現在でプレミア価格で4〜5万ほどするため入手するのは困難です。
サイトロンからGAME SOUND LEGEND SERIES(復刻版)として、ゲーム音源完全収録、アレンジなどを含んだバージョンアップ版とも言えるサントラが出ていますのでそちらを購入する事をお勧めします。
このサントラはゲーム中に使われていた曲がかなり収録されていません。
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