リマスター盤ということで 前のベスト盤より音が大きく クリアになってます。 しかし、個人的には2曲目のロマンチストの ボーカル部分を大きくして欲しかった。 (良く聴き取れないんで・・・) あと4曲目のSTOP JAPはイントロの途中から始まるので 未だに頭が混乱します。 それでもどの曲も音が良く、前のアルバムに入ってなかった曲も 数曲入っているので、こちらもお勧めします。 私の個人的にお勧めなマイナー16と言う曲は 目を逸らせないような緊張感がとてつもなく響いてきます。
2002年にいぬん堂制作、徳間ジャパン販売でDVD化されたもの。 本編の他に、ボーナストラックとして、ヒストリービデオ「Your Order!」にのみ入っていた同ライブでの「仰げば尊し」、メジャーデビュー当時のプロモーションビデオ3本を収録。 ボーナスCDとしてアルバム「STOP JAP」のカセット版にのみ収録されていた「NO FUN」の別ミックスと、初公開の「アザラシ」の歌詞違いバージョン、そしてインターネットラジオ「レニングラード・パラノイア」への専用アクセスソフトが付いている。 ライナーノーツには、スターリン以前に組んでいたバンドについての情報もあり、もう至れり尽せり。根っからのスターリン好きが制作したことがよくわかる。やっつけ仕事のいい加減なベスト盤や再発盤が多い中、こうした愛情のある再発盤はとてもうれしい。買って損のない?いや、得する作品。
最高な内容。 しかもいぬん堂なのに安い!珍しい。素晴らしい。
特にディスク2は凄く楽しめる事間違いなしです。
約10年前にJICC出版局から発行された「日本ロック・大百科・年表編(1955~1990)」にも初期ザ・スターリンの様子は随所に記述されていたが、今回の本はその総決算とも言える内容であり、当時のザ・スターリンについて書かれた記事の大部分が殆どそのまま掲載されている。 現在のミチロウのコメントも随所に散りばめられており、当時の狂騒を知ることが出来る、実に貴重な資料と言える。 さらに凄いのは、1982年3月28日(日)にテレビ埼玉で放映された番組 「ミュージック・ニューウェーブ」でのスタジオ・ライブ5曲 (バキューム、解剖室、TRASH、主義者(イスト)、メシ喰わせろ) が付録のDVDに収録されていることである。メンバーはもちろん黄金期の4人(Vo.遠藤みちろう、G.田村カズオ、B.杉山シンタロウ、Dr.乾 純)であり、21世紀の今になって、このようなライブ映像が蘇ったのは殆ど奇跡と言っていい。今尚失踪中のタム、既に亡くなった杉山晋太郎の演奏する姿を見ることが出来るのも嬉しい。この映像を見るだけでも本書を購入する価値は十二分にある。
順番に、自主制作のデビューソノシートから2曲、メジャーからのLPのオマケソノシートから2曲、海外のオムニバスアルバムに収録した1曲、自主制作シングルから5曲を収めたベストアルバムの再発。 ニューヨークのバンド、コントーションズに影響された「電動コケシ」の狂った歌を皮切りに、ハードであり、ポップであり、そして湿っている前衛的、変態的なナンバーが続く。 いまだ再発されない自主制作デビューアルバム「trash」も決して悪くないが、初期のザ・スターリンの前衛性/変態性において一貫していると思うこのアルバムが個人的にはとても好きだ。 音質に関してはあまり良くないことは確かだが、パンクの荒々しさが出ていてかえっていいと思う。ただし、それぞれのオリジナルリリース音源に比べ、リヴァーブが深くかけられているのは好みが分かれるところだろう。自分は地下の下水道の中で演奏されているようなグロテスク感を覚えた。
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