正直この評価ができる事自体、自分自身でも意外です。 ドラマの映画化ほど、期待できない物はないと思っていましたが 予想外の超良作で素直に感動しました。 ライアーゲーム独特の緊張感、絶望感、爽快感も然ることながら 2シーズン分のドラマのモヤモヤも全て拭い去る完璧なファイナルだと思います。
とにかく見所が多くて、ドラマが好きだった人ほどニヤリとさせられる意外な展開や ゲームの内容とそのラストも素晴らしかったです。 最後の最後は疑りを入れる自分が、製作側に気持ちよく騙されました(笑)
へミングウェイの未完の作品のことを知ったのは20年前。実際読んだのは12年前。NYの映画に出てくる本屋で(デニーロ、M・ストりープが出会う本屋。名前忘れた)ペーパーバックを買い帰りの飛行機の中で読んだ(眠れないので)がこれがあのへミングウエィの遺作かと疑問を持った。性とかエロスなど関心がない作家でスペイン市民戦争で戦った行動の人である。文体も「ネチネチ」してほんとに彼が書いたのだろか?帰国して日本語訳も読んでみた。1950年代はアメリカ現代文学もノーマン・メイラー(アーネストを深く尊敬)が「性がこれからの開拓分野」みたいなことを「宣言」したりナバコフの「ロリータ」が話題に。バローズの「裸のランチ」それに「影響」されたとも思えないが。会話体の文章が多く読み直すとやはり乾いたヘミングウエィの文体である。複雑な気分で評価はノーコメント。かなり編集されたというが。未完だから評価も出来ないな。
おもしろかった 続きをだれかにかいてほしい ヘミングウェイがいなくて残念
|