棋界のホープ渡辺明が書いた「将棋」のことを満遍なく網羅した本。豆知識系の1章2章は古くからの将棋ファンならそれほど目新しい箇所は発見できないが、途中途中にちりばめられている将棋界への批判や諌言は若さと実力を兼ね備えた著者ならではの大胆さであり新鮮だ。前半部は将棋初心者や将棋に興味のある子供には最適な「将棋界とは?」の読み物となっている。第3章の「将棋というゲーム」で雰囲気ががらりと変わり、初心者にはどうしても壁になりがちな「指し手図」が登場する。しかし杞憂は不要だ。符号をできる限り減らし、指し手の変遷が掴みやすいよう言葉での解説に情熱を注ぎ、非常に分かりやすい指し手解説になっている。アマ二級程度の私でもあっさりと読みこなすことができた。手に汗握る、文句なくおもしろい第4章の「激闘!」の章で古くからの将棋ファンも取り込み初心者から上級者までどの層が読んでも満足のいく仕上がりとなっている。
男女問わず、共感できる歌詞の内容です。今回は、トオルさんのハイトーンボイスでの”聞かせる”熱唱系のバラードとはチョット趣を変えた感じに仕上がっていて、フォークソング調のどこか懐かしいメロディーが、とても新鮮で心地よく、素早く耳に馴染んできました。トオルさんの持つの美声の響きが、ソフトで、深く心に訴えかけ、もう一つのトオルワールドに出会えた感じです。3曲目は、LOOK時代の曲をアカペラで豪華に表現されています。”実力者”の歌声は、チョット懐かしく、とても嬉しいCDです!
渡辺典子がすごくセクシーで、色っぽい!! こっちは、おちんちん、たちまくりでしこりまくり!!
『きけわだつみのこえ』に納められている感想を読み渡辺一夫を知りました。すぐに本屋に走り、この『狂気について』を購入しました。著者の平和への切実な想いが記されています。少しでも多くの現代日本人に読んでもらいたいです。きっと、忘れてはならない大切なことを学べると思います。
古い原作だが松本清張の慧眼は実にリアルだ。「手帖」という「紙」情報が色褪せぬのは「機密=銀行脱税顧客の変名リスト」だからだが、電子情報として「ガードがキツいから私は手帖に写し取った」という銀行員当時の、ヒロイン役・米倉涼子の解説まであったのは、封鎖記者クラブ言論統制下ゆえお上ド陳腐リーク塗れに「色褪せ」弱体化する新聞への皮肉か?脚本の技?清張死して尚マスコミを刺すってか?(笑)〜米倉涼子や釈由美子の「これぞホステス!」な成り切りぶりは地としか思えぬ迫真、客役の津川雅彦・小林稔侍・柳葉敏郎らもアクの強過ぎる地みたいな迫真で、天下のザギン「豪」遊が地獄の「業」遊と化していく歓楽・陥落ぶりを見事に演じ切る。キザを気取りデカく観せ浪花節で人情も魅せるが内心は小心繊細極まる地位ある御仁(A型?!(笑))に成り切った医者役・小林が米倉にホテルに連れ込まれ機密をネタに脅されたとわかる寸前、米倉の尻を着物を脱がせながらはしゃいでペンペン叩く様など超リアル極まってタマらん限りだ!ハラショーっ!
|