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ゴメスの名はゴメス (光文社文庫)
1974年版で読んだのは中学生の頃で、ヴェトナム戦争の報道は毎日のように目に耳にしていた。
海のむこうの戦争には、今ほどの強い意識はなく、当時の同世代からみれば恐ろしく意識の低い中学生であったと思う。
そうした中学生だった初夏、下校途中にある小さな書店で本書を手にした。
坂本がリエンに初めて会うのは、サイゴンに着いた日の夜、といういささか唐突な書き出し。 しかも、坂本とリエンとはヴェトナム語ではなく、フランス語で話している。
冒頭から数分で読者を異国の暑さと、雑踏の中に引き込むスキルは流石だなと思った。
やがてカットバックを想起させる会話の中に、異国で失踪者を探すことの不安感がつきまといます。
株式仲買店々員
『シャーロック・ホームズの思い出』(The Memoirs of Sherlock Holmes)収録の作品で、原題は、The Stock-broker's Clerk、です。
ただ、三上於菟吉氏訳のホームズの電子書籍はどれも大抵そうですが、「豪傑訳」(英文が十分に理解できなくても、エイヤ、と強引に訳してしまう翻訳)の香りがします。
また、1930年ごろの訳なので、相当に文章が古めかしいです。
例えば、誤訳として、この話の冒頭の箇所で三上訳では、「私はパッディングトン区にお得意づきの医院を買った。私はその医院を老ハルクハー氏から買ったのであるが、老ハルクハー氏は一時はかなり手広く患者をとっていたのであった。しかし寄る年波とセント・ビタス・ダンスをする習慣があったためすっかりからだを悪くしたので、だんだんお客をなくして淋れてしまった。」とあります。
しかし、定評のある延原謙氏の新潮文庫の訳では、「私はパディントン区に医者の株を買った。私にそこを譲ったファークァー老は、ひところは内科一般で盛大にやっていたのだが、何分よる年波であり、持病の舞踏病が思わしくないので、患者がめっきり減ってしまった」とあります。
原文(英文)を確認したことろ、延原氏の訳が正しいと私は思います。
三上氏の訳は相当に強引な訳です。他にも似たような箇所がありました。
文章の洗練度という意味でも、延原氏の訳の方がよいと思います。
ストーリーは星5つですが、翻訳面では星1つなので、間をとって、星3つにいたします。
昔一度見たことがあり、もう一度見てみたくて探しました。
DVDはなく、VHSでしたが懐かしく思いました。
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