時計自体は色違いで気に入りました。クロノ、分針、リュウズの色が黄銅色がいまいち気になった。皮バンドの黄色のステッチは、いいですね。
荒川弘さんの漫画である「銀の匙」の単行本に軽く紹介してあったのがなんとなく気になったので取り寄せて試してみました。 過去にもちょっと有名になった焼肉のたれ[スタミナ源たれ]も美味しく頂けましたが、こちらもとても良いものでした。 甘い感じですので小さい子供も抵抗なく食べられますし、ニンニク等の臭いの強いものも使ってないようですのでお弁当にも使えます。
正直、始まった段階ではまさかここまで面白くなるとは思ってませんでした。 だってネタとしては間違いなく地味な部類ですもん。
昔、「牛のおっぱい」って漫画↓がありましたが、 牛のおっぱい(1): 1 (モーニングKC) 自然との共存を模索してる酪農家の日常を淡々と描きつつ、 農業の直面している問題をストレートに問いかけるような内容で、 当時は自分の知らないところで起こっている様々な事態に驚いたもんでした。 (この漫画も面白いと思うので、ぜひご一読を)
この「銀の匙」も同じような感じですが、 違うのは主人公が学生で、しかも農業の事を何も知らない素人、というトコロでしょうか。 それ故に起こる事態に対して素直に驚いたり感動したり涙したり、 その視点は農業に関係ない生活を送っている普通の読者と同じ目線であるのでしょう。 だからこそ余計に感情移入してしまうのかもしれません。
今巻では、 八軒君の両親との確執、頼りになる仲間達、アキとの「友情が愛情に変わりつつあるような」もどかしくも微笑ましい微妙な関係、 そして友人の努力が「運」で潰える瞬間と家畜とはまた違う残酷な「人の現実」。 個人的には「自分には出来ない」を振り切ってトラクターを運転したシーンに八軒君の成長を感じました。 今までワリとユルイ感じだった校長先生の意外と情け容赦ないスパルタっぷりや、 個性的な生徒達に負けず劣らずな四角四面で収まらない個性豊かな各先生方等、 ・・・人も動物も活き活きしているのがこの漫画の最大の魅力かもしれません。 あと野球のシーン見ててちょっと驚いたのが、 登場人物の「手」。 みんなマメが出来てます。 そこにその人物の努力と苦労が凝縮されてる感じがしました。
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