ソロギのアニメやゲームの曲集というと、ルパンやジブリ、ドラクエやFFあたりは数多く出ており、 充実しているのですが、どこもかしこもそればかりで、正直食傷気味。
そんな中、本書は、 タッチ (タッチ)、残酷な天使のテーゼ (新世紀エヴァンゲリオン)、CHA-LA HEAD-CHA-LA(ドラゴンボールZ)、DAN DAN 心魅かれてく(ドラゴンボールGT)、めざせポケモンマスター(ポケットモンスター)など、かなりの人気曲にも関わらず、取り上げられてこなかった曲たちは勿論、 名探偵コナンメインテーマ (名探偵コナン)、葛飾ラプソディー(こちら葛飾区亀有公園前派出所)、光さす庭(少女革命ウテナ)、Tank!(COWBOY BEBOP)、Butter-Fly(デジモンアドベンチャー)、プラチナ(カードキャプターさくら)といった渋いところもついてくるあたり、十分選曲者のセンスの良さを感じるのですが、それだけでなく、 For フルーツバスケット(フルーツバスケット)、i do(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)、禁じられた遊び(ローゼンメイデン)、創聖のアクエリオン(創聖のアクエリオン)、ETERNAL BLAZE(魔法少女リリカルなのはA’s)、God knows...(涼宮ハルヒの憂鬱)、アンインストール(ぼくらの)、ダイアモンドクレバス、星間飛行(マクロスF)と最近のアニメの名曲たちも取り上げ、同人音楽のyou (ひぐらしのなく頃に解)まで収録されたら、文句のつけようどころか、誉める言葉が足りません。
とはいっても、それぞれのアニメファンからすれば、選曲に多少不満はあるかもしれませんが、 菅野よう子ファンの自分からすれば、Tank!とi do、創聖のアクエリオンが収録されているだけで垂涎モノです。(おそらくどれもソロギは初) というか、菅野さんの曲多いですねw
ただ、アレンジに関しては、好みが分かれそうなところ。 初心者向けにアレンジされているのか、かなりあっさりしていて、難しい場合は、メロディ自体が難しいものがほとんど。あくまで、原曲からメロディーとコードだけを抜いてきた「ソロギター版の」曲という感じです。
原曲を知らなければそこまで気にならないとは思いますが、南澤大介さんや岡崎倫典さんとは違い、 原曲の雰囲気に忠実という感じではなく、おかず的フレーズもないので、 原曲を知っていると(特にアップテンポの曲は)、違和感や物足りなさがあるかもしれません。 逆にいえば、初心者の方には、比較的容易に弾けて、ソロギの楽しさがわかると思うのでオススメ。
あと、当然ながら、原曲をフルでアレンジした曲はありません。でも、Cメロが収録されている曲は何曲かあります。
譜面は、五線譜とTAB譜で、文字は大きめ。解説は大抵のソロギター集よりは丁寧だと思います。
なかなか取り上げられる曲たちでもないですし、BGMとしてCDのために買う、というのもありだと思います。知らなかったけど、聴いて(弾いて)みたら良い曲だった、ということもよくあるので。
堂島氏の歌を聴いたときは、ほのぼのとした歌だなあという程度の印象でした。
このヤムヤムversionを聴いたら全然違う新鮮な印象に驚きました。
急かされるようなアップテンポが良いです。
さらっと歌うボーカルが最高です。
良い歌なのにあっさり流れてしまうので、聴き逃すまいと思い、つい聴き入ってしまいます。
27年前に少年探偵団というグループが「恐怖の人間カラオケ」というレコードを出しました。
知ってる方はほとんどいないでしょうが、あのボーカルを思い出させる魅力的な歌い方です。
少年探偵団ファンの方、是非お聴きください。
堂島さんらしいあったかいメロディーが大好きです。
今ではスペシャルくらいでしか放送してませんが、このアルバムを聞くとテレビの前に座って番組が始まるのを楽しみにしていた放送当時のことを思い出します。つまらないなどの声もありますが、ファンとしてはたまらない一品! ♪こちら亀座の女っていい曲だなあって思ってたら、今では名プロデューサーのつんく♂さん作詞・作曲の曲だったんですね。歌詞カードを見た時に気付きビックリしました。あと♪渚の女王様のベンチャーズの替え歌には笑えます(笑) またボーナストラックとして幻の♪東京ハッスル音頭などが収録されています。このアルバムが何故つまらないのでしょうか。
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