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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 特別版(2枚組) [DVD]
フィンチャー監督7作目、ブラッド・ピットとのコンビは「セブン」「ファイト・クラブ」に続く3回目。しかし、これまでのサスペンスやアクションを扱った作風から一転して、一捻りあるヒューマン・ドラマに取り組んだ意欲作です。
原作はフィッツジェラルドの同名短編。あいにくそれは未読ですが、1920年代に書かれた短編なのでモチーフにしたという感じなのでしょう。しかし、この老人として生まれ(設定は80歳の状態だそうです)若返えりながら0歳で死んでいくというカウント・ダウン的人生のアイデアは秀逸です。当然、ベンジャミンには普通の人とは随分異なる人生観が形作られるのだろうと思われますが、おっと、本当にそうでしょうか? 僕達は皆、それぞれ違う個性を持って生まれて成長します。例外的なケースを描くようで、実は一つの普遍的な何かを表現しているのでは? そのヒントはベンジャミンの人生に登場するユニークな人物達の言葉にも伺えます。
「太っちょも痩せっぽちもノッポも黒人もひとりなんだ。みんな孤独を恐れている」「人は皆、愛する者を失う。失ってから初めてその大切さがわかるのよ」「親父は俺に向かって同じ船乗りにしかなれないって言いやがった。でも、見てみろ、俺はアーティストだ。この身体の入れ墨は全部自分で彫ったんだ」
普通なら決まりめいた文句のように聞こえるこれらの科白も、ベンジャミンの視点を通す事で非常に説得力を増し、人生とはなんであるかを鋭く示唆しているように思います。また、愛情とそれの裏返しについても、本作は見事な対比を描いています。常に暖かく迎えてくれた育ての母と、事実を隠しながらベンジャミンと交流を続けた実の父。たとえ父が後悔しているのを知っても、借りを返すような彼の態度をベンジャミンは受け入れられません。あるいは初老になったデイジーがベンジャミンと再会して感じる事―確かにベンジャミンは今も私を愛している、でも彼の言った通りだ。老けていく私はこの状況に耐えれない… (さらにその先の状況もあるので是非皆さんの目で確かめてください。ぬるくもなければ、悲壮過ぎる事も無い素晴らしい展開だと思います)。
とにかく、全体的には暖かく愛情に満ちた世界観でありながら、そんなビターな要素もきっちり含ませたところ、そして安易なお涙頂戴にもならないところが、素晴らしい感動を本作に与えています。
また、流石フィンチャーだなと思ったのは、映像的な見所の多さ。CGの見事な活用と時代考証の正確さです。老婆になったケイト・ブランシェットは5時間かけた特殊メイク、ベンジャミンの少年時代は老人顔にしたブラッド・ピットを子役の俳優に合成して作ったそうです。これらは非常に精巧に作られているので、全く違和感を感じません。一方、海上シーンや駅のセットは合成だなと感じさせるレベルですが(予算の関係だそう)、かえって物語の寓意性の強調に貢献しているのでアリだと思います。また、衣装やセットに注意しながら、アメリカを中心とした風俗の変遷を楽しむ事もできました。そして、ブラッド・ピットかっこええ…ケイト・ブランシェット美しい…と悶絶できます、たぶん。
最後にひとつ、難点も。実はベンジャミンの話の前に、ある盲目の時計屋のエピソードが序文的に挿入されているのですが、はっきり言ってわかりにくい…確かに、ベンジャミンとの”意味的な関連”は大きいのですが、"実際的な関連”が殆ど無いので、ちょっと勘違いしそうになります。あれ?あの人、結局誰?みたいな(笑) …ですが、今回は★★★★★
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グランツーリスモ5のコードがたくさんあるかと思ったら経験値しかなかった。24時間耐久のコードがあればよかったけど。
モーツァルト : 4大オペラ・アリア集
数あるモーツァルトのアリア集の中、どれを選ぼうかと迷ったら、これを選んで間違いはない。
ヴァン・ダム、アグネス・バルツァ、トマス・アレンなど、有名歌手に加え、オケもネヴィル・マリナーの指揮だもの、満足です。
もし何か不満を挙げるとしたら、これを聞いた後にもっと聞きたくなるということ。
コシ・ファン・トゥッテのたった二曲を入れるなら、フィガロやドン・ジョヴァンニをもっと聞かせて欲しい!と思わずにはいれらない。
曲目は知っていて買ったのだから、文句を言うのは間違いかもしれないけれど…79分があっと言う間に思える一枚。
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