『アナザヘヴン2』の2作目。 帯によると4作に及ぶようだ。 それぞれ別の形で奇妙な事に巻き込まれる飛鷹健一郎、早瀬学、 皆月悟郎。 どこで事件の糸がつながるのか気になる。 早瀬学はイタリアで謎の文章を解読している。 そういうストーリーだと映像化は難しいかもと 以前『アナザヘヴン』を映画館で見た私は思ってしまった。
映画とドラマの両方で公開された『アナザヘヴン』の続編。 正確には一部続編なのかな? 映画編の続きになるのだが、ドラマの部分は今まで活字にされてなかったからか そのまま(ドラマ全部見てないから言い切っていいのか分からないけど)載せられている。 そのことにちょっとがっかりしたのだが、それでもやはり奇妙な世界に引き込まれてしまう。 一番気になるのは柏木千鶴の死体探しに巻き込まれる飛鷹の今後かな?
なかなか面白いホラーでした。 共著というのもある意味よいかもしれません。 DVDもあるみたいなのでぜひとも見てみたいですね。
前巻の続きで殺人はまた繰り返される。しかしこの巻から殺人者の真の標的が見えてくる。 刑事たちは犯人を追い詰めるも最後には思わぬ結末が…。 一気に読んでしまいましょう。
テレビドラマと連動したストーリーが話題だった作品。 ドラマを見ていなくても十分に楽しめます(ドラマも面白いよ!)。 小説で読むと、主人公のカルト的世界への盲信ぶりがあまりにも現実離れしすぎていて全然刑事っぽくなくて変でしたが、映画版だとそれほど気にはなりませんでした。 死体なんて見慣れているはずの警官達が、脳みそスープ見たぐらいで一斉にゲロを吐くシーンなど「そんな反応するかいっ!」と、ツッコミたくなる場面も一部ありますが、スタイリッシュな映像表現と、正体の分からない犯人を追いかけるサスペンス感が、邦画にしてはいい感じなので、まだ見ていない人はどうぞ。 余談として、台湾でこの映画が放映された時、エンディングのルナシーの歌を観客が合唱したそうです。そういう文化なんでしょうかね…?
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