パワースポットには興味が薄かったのですが、森田さんと山川さんがふたりで書いているこの本を読んですごく興味が出てきました。というのも記載されているパワースポットの場所の大半が関西の奈良と京都で私の住んでいるところにとても近くて、寺院や神社がパワースポットなんだと思いながら読みました。読んでいてすごく面白かったです(笑)。森田さんの関係で孫さんや王さんが日本を訪れた時の話題からその神社寺院でのエピソードはとても読み応えがありました。近かったので唐招提寺にも行ってきて、孫さんのエピソードを知っているだけで「おぉ〜なるほど・・」と思う場面も多々ありました(笑)。森田さんや山川さんがエネルギーを感じるところはとてもいい気分で緑が綺麗な場所でした。私は近くても機会が無いとなかなか行けなかったのでこの本を読んで行ってみる気になって実際に行ってみて楽しかったです。山川さんはその地の歴史について詳しく書いていて参考になりました。森田さんは神社寺院の風水の観点からエネルギーの良い場所を書いてあって実際に「あっ、本当だ。」とみつけて、とても楽しくて嬉しくなる記述がいっぱいだったです。あとがきも必見です。山川さんは「見えない世界を知ること」もパワースポットに通じているし宗教の発生もそこから始まっているかもって書いていてなるほどと思います。森田さんはパワースポットと悪魔でこのあとがきがとても好きです。これを読んで本当に題名の通りだなって思います(笑)機会が有ればぜひ関東のパワスポの場所に行きたいと思います。でも、この本とっても写真が豊富で行き方もきちんと記載されているので、読んでいてなんだかその場にいる気分にもなってくるから不思議な本だなと思いました。
現在、国宝の指定件数は、1076件。本書で紹介しているのは、とっておきの153件。古くは縄文のビーナスから近くは江戸時代の鷹見泉石像まで。
各時代毎に代表作品を載せて、ポイントを三つにしぼっている。「いつ頃?」「この時代を読み解くキーワードは?」…平安時代なら〈政治抗争〉「この時代の国宝の特徴は?」…鎌倉時代なら〈運慶・快慶・湛慶〉
見開き2ページ、右に説明文、左にカラー写真と観賞のポイントを示し、コンパクトな構成になっていて、大変見易い。
日本文化の全体像をビジュアルに編集し、鑑賞のポイントや実際に訪れるための旅行ガイドも付す。
国宝鑑賞への招待と言える本書。これだけは知っておきたい国宝鑑賞用語 都道府県別国宝の数は? 見ておきたい国宝…など。
世界文化の見地から価値が高くたぐいない国民の宝に対して指定される「国宝」…仏像、建築物、絵画の国宝を時代別に紹介するガイドブック。鑑賞のポイントや歴史、アクセスなども掲載されていて、親切な本。
古代の瓦を、瓦職人さんが考察するのが面白いです。
的確な指摘にには、唸らされる時もあります。
軽快な文章で読みやすく、お薦めの一冊です。
以前テレビで放映された、特別番組をベースにしたものです。この度の10年にわたる解体修理の過程がよく分かるだけでなく、三尊はどこからきたのか、鴟尾の謎、古代木からの建立年代測定などの内容を平成の大改修を通して紹介しています。写真が沢山掲載されており、興味深いものがあります。本書を一読してから、唐招提寺を訪れれば、また変わった視点から見学できるかと思います。
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