バトルについて原作者は相当な考察があるのマジな実戦タイプです。
特に、護が遥に伝授しているシーンなど、マジで使えるレベルです。
スワットの教本クラスです。
何時も思うが、護はサングラスのシステムが無くても強いのでは?
まるで、そのシステムが力を抑えるリミッターのような感じです。
『人攫いの岡嶋』とまで言われた誘拐物の大御所、岡嶋二人の傑作だと思います。アイデアだけでなく、その文体も非常に緊張感があり、作品をビシッと引き締めています。
淳ちゃんがついに遊び人の毒牙にかかってしまいます しかもその遊び人が淳ちゃんに本気になりかけます そしてゆらさんの妹の気持ちもゆれています
かわいい女性のさそいを寸前で断るのですが本当に寸前までいって誘惑に負けない男性がいるんでしょうか
思いがけずに、引き込まれてしまった。
テンポ早い展開とさらりとした文体。でも、内容は重い。姉の千津子の死にはじまって、次々と不幸が実加をおそう。
実加は聞こえてくる姉の声の励ましでそれを切り抜けていく。姉の死で壊れそうな家族が何とか持ちこたえたと思ったら、父の単身赴任でまた、ばらばらになっていく。けれど、ばらばらになった家族はそれぞれに自分を支えるものを見つけていく。実加だけでなく、父も母も。
共生と自立と言うことを易しく分かりやすく書いていると思う。
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