平野ドワーフま~くんの気になるルーム

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ギミー・ヘブン スタンダード・エディション [DVD] 序盤は脚本がうまく構成されていて、深まる謎が
後々の伏線になるのだと思わされ、入り込めました。
でも後半の展開というか、オチがしっくりこない。
前半楽しく見れただけに、残念な感想を抱きました。

出演者は、「役者」というイメージの人たちが揃っていて、
演技もさすがでした。それだけにもったいない作品でした。

シューマン&グリーグ / ピアノ協奏曲 私にとってこれが最高の一枚です。双手のピアニストとして甦ったフライシャーの姿をテレビで見て感動しましたが、両手であろうと片手であろうとこの人の音楽的思考に変わりはありません。一点一画もゆるがせにしない楷書の演奏、という点でフライシャーとセルには親和性があり、シューマンの香気がそうした緻密な演奏の中から漂ってきます。同じコンビによる「パガニーニの主題による変奏曲」も素晴らしい演奏です。
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 2007年5月20日の朝日新聞コミックガイド欄で南信長さんが紹介されている記事を読み、
興味が沸いて試しに購入したのだけど、大アタリだった。

鎌倉を舞台に家族の「絆」を丁寧に描いた心に沁みる物語。
第1巻には「蝉時雨のやむ頃・佐助の狐・二階堂の鬼」の三話が収録されている。
三姉妹(幸、佳乃、千佳)と腹違いの妹すずを中心に物語は進行していく。

◆蝉時雨のやむ頃(第1話をほんの少しだけ紹介)
  母との離婚後長い間会っていなかった父の訃報で山形へ向かう三姉妹。
 通夜、葬儀を終え、すず(再婚後の父の子)を引き取って鎌倉で暮らすまでを
 描く第1話だが、さち姉(シャチ姉!)がカッコイイ。
 どうカッコイイかは本編を読んで確認方。もったいなくて言えない。
 クライマックスで泣けちゃうよ。そしてエンディングでホロリとするよ。

構成がしっかりしているし、プロットに澱みがない。伏線も活きている。
人間観察の深さと繊細な描写は秀逸。吉田秋生はスゴイなあ。

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