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おすすめベスト10!
プラトニック・セックス [DVD]
2008年の暮れに若くして急死した飯島愛の原作の映画化。冒頭は飯島愛がモデルの主人公（加賀美早紀）が投身自殺を計ろうとしますが、オダギリジョーからの間違いのメールのためにタイミングを逸して自殺を思い止まるところから映画は始まります。その内容が“愛へ。僕は君がただ生きていてくれることがうれしいです。生まれてくれて感謝です。”おそらく、この携帯のメッセージだけで飯島愛を少しでも知る視聴者ならば涙してしまいます。その後は、オダギリとの切なく美しいプラトニックラブが描かれます。レイプ・援助交際・アダルトビデオ・自殺・いじめがストーリーに組み込まれているため暗い映画と思われがちですが、こうした内容を扱った映画にありがちな陰惨さはみじんもなく後味は爽やかです。かといって、これらを肯定した内容には決してなっておらず、落ちていく主人公の姿から視聴者の青少年が学ぶことは大きいと思われます。１５才未満は見られない指定ですが、主演の加賀美自身が当時１６才でセミヌードにしかなっておらず、性描写も極めて穏当なため、むしろ中高生に見て欲しい作品です。人工流産・自殺などを通して命の大切さが語られ、飯島愛が急死した今、そのメッセージは悲しいことですが強くなっています。飯島愛本人がどの程度、本作品に関わったかは議論のあるところのようですが、飯島愛なくしては存在し得なかった映画ですので、飯島愛がこの世に“生まれてくれて感謝”したい思いにさせる名作です。
ゴールデン☆ベスト 小柳ルミ子 シングル・コレクション
僕は、小柳ルミ子さんのファンというほどのこともないのですが、ちょっと
気になって、このアルバムを注文しました。どの曲も何故か聴いたことがあ
るような懐かしさ。演歌でもなく、ポップスでもない。正統な?歌謡曲ばかり
です。聴いていて決して聴き疲れしないというのは、曲を力まず自然な情感
を込めてさりげなく歌い上げられているからではないかと思います。こんな
ことができる小柳ルミ子さんという歌手の非凡さにあらためて気付かされま
した。どの曲も聴いてみるとみんな知っている曲ばかりだったことも不思議
な感じです。どの曲も何処から知らぬ間に耳にしていたのでしょう。このア
ルバムに収められた曲を聴いているとどこか地方の街並みのようなものが目
に浮かんできたり、日本の原風景や日本人のもつ伝統的な情感のようなもの
がじんわりと伝わってくるようで何かとても懐かしい気持ちにさせられまし
た。さすがは宝塚出身!この非凡な小柳ルミ子さんには脱帽です。
まじかる☆タルるートくん コンプリートDVD VOL.1【初回生産限定】
放映当時、私は小学校高学年で、リアルタイムで実際に見ていた。しかし、再放送は殆どされなかったため、DVD化されて実際に購入した。
改めて見てみると、懐かしい感じもあるが、やはり面白い。原作も面白いが、アニメもとても面白い。
原作の原子は原子電力の御曹子となっているが、こちらは原子財閥の御曹子となっている。原子は小学生ながら、フェラーリ・テスタロッサに乗っている(しかも無免許)。65話・ライバーの片想いでは、ビーチバレーをすることになり、原子はライバーと反りが合わないながらも、ライバーとペアを組む。
原作の伊代菜ちゃんも可愛いが、こちらもとても可愛い(私は原作の伊代菜ちゃんも好きだが、こちらの伊代菜ちゃんも好きだ)。14話・りあ姉ちゃん登場では、本丸は、りあにボウリングを教えるが、本丸がりあにデレデレしている所を見た伊代菜ちゃんは嫉妬する。この時の伊代菜ちゃんはとても怖い感じだ。本丸はそれをきくんだあで知る(しかも、タルが伊代菜ちゃんにキスをする)。29話・伊代菜の熱き闘い(本丸が初めてホルモンガーを使って女になり、江本丸恵を名乗った)では、本丸はもりもり筋肉んを使い、伊代菜ちゃんにバレーボールの特訓をする。伊代菜ちゃんは一生懸命特訓に励むが、私にはちょっとした拷問のような感じで、少し可哀想な感じもある(アタックNO.1を思わせる)。伊代菜ちゃんは特訓中に倒れてしまうが、本丸を責めることはなく、とても楽しかったと言う(さすが伊代菜ちゃん、とても心優しい女の子である。ラストでは本丸は男に戻りながら、口調が女性口調になっている)。39話・いい本丸悪い本丸では、本丸は見方変換めがね善悪んを使う。その時に本丸は、悪の部分を表向きにして伊代菜ちゃんにも悪口を言うが、反対に善の部分を表向きにしたことで、伊代菜ちゃんは天使に見えて(私的には女神にも見える)、本丸は伊代菜ちゃんに土下座をして謝っている(その時の伊代菜ちゃんはとても光り輝いている)。47話・イタズラ臨海学校での伊代菜ちゃんはとてもセクシーだ。48話・ヘトヘト肝だめしでは、男女ペアで肝試しをすることになり、くじ引きでペアを決める(この時、男子は皆伊代菜ちゃんとペアになりたいと考える。原作ではこの時原子が居た)。本丸はくじ運好を使い、伊代菜ちゃんとペアを組む。しかも、本丸は怖がる伊代菜ちゃんに抱き付かれる(本丸が羨ましい…)。その上、本丸は伊代菜ちゃんに締め付けられる。59話・本丸最後の闘い!では、本丸は死んでしまうが、伊代菜ちゃんは世界で一番本丸が好きだったと告白する。伊代菜ちゃんはお嬢様ながら、とても優しく、おしとやかである(怒ると結構怖い。驚かすと結構凄い力を出す)。68話・あつあつスケートでは、伊代菜ちゃんは幼稚園時代からフィギュアスケートを習っていたため、とても上手い。そして最高にかっこいい。服装もなかなかだ(伊代菜ちゃんは注目の的となる)。へんしんベルトなるんだーで透明人間になったライバーによって伊代菜ちゃんが飛ばされた時には、バラン酢を飲んだ本丸が伊代菜ちゃんを抱えている。伊代菜ちゃんと本丸が電話で話すシーンでは、伊代菜ちゃんの部屋が。原作でもそうだが、伊代菜ちゃんの部屋はとても豪華だ。しかも、本丸とタルは、でんわいそぐくんを使って伊代菜ちゃんの部屋に行く(タルは本丸が伊代菜ちゃんに直に会いたいことをきくんだあで知る。この時伊代菜ちゃんは、タルと本丸が一緒にコードレスから出てきたため、コードレスが重かった)。
42話・口は災いのもと?では、言ったことが本当になる実話っか(実の字が書いてある)が登場する(原作・しゃべったことがホントるる〜・一部愛のスーパーヒーロー)。タルは将軍之介の首に実話っかを付ける。将軍之介は諺を連発する(足が棒になる、鼻が鳴る((原作では喉から手が出る))、頬っぺたが落ちる、顔に書いてある、耳に蛸ができる、壁に耳あり障子に目あり、臍で茶を沸かす)が、これがなかなか面白い(馬鹿者と言った時は本丸が馬、タルが鹿になった)。この回の原作ではにるるは登場していないが、こちらは登場している。しかもタルと本丸が土下座する時に一緒に土下座している。ラストでは本丸の母の千鶴が「笑い声の絶えない家族になりますように」と言ったことで、江戸城家は一家揃って、にるるも一緒に笑ってしまう。
松っつぁんの初登場回(28話・大阪から来た凄い奴)も面白い(しかも、サブタイトルが出る時には松っつぁんがアップで出る。松っつぁんを演じるのは青野武)。50話・ど根性がまん大会での松っつぁんは強敵だ(原作・がまん大会・かき氷!!では松っつぁんは登場しない)。優勝したのは松っつぁんだが、松っつぁんは火の素を飲んで全身が火に包まれた本丸によって、賞品のペアハワイ旅行チケットを燃やされる。67話・タルのたこ焼き屋では、タルが松っつぁんに怪我をさせたため、タルは本丸と一緒にたこ焼き屋をやる(ラストでは伊代菜ちゃんも手伝っている)。しかも松っつぁんは大綾先生に一目惚れしてしまう(授業を受けた時には松っつぁんは恥を掻いた)。
原作者・江川達也先生も、早稲田先生(男闘呼音奈のクラスの担任)の役で何度か出演している。
男闘呼の姓は、放映当時のロックバンドグループの男闘呼組から取っている。男闘呼は、外見は男だが、実は名前の音奈と同じく、正真正銘の女の子である(71話・さわやかなオトコ。本丸はホルモンガーで丸恵になり((服のイニシャルも本丸のHから丸恵のMに変わる))、色気で迫って男闘呼の化けの皮を剥がそうとしたが、女子トイレに入った時に10分経って本丸に戻ってしまう。その後本丸は伊代菜ちゃんからビンタを食らう。原作ではホルモンガーを使わなかった)。
是非とも楽しんで欲しい。
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