登場するポケモンがGBのポケモンの約半数程度と少ないが、有名どころキッチリ押さえてあります。コース上の様々なしかけを解き、特定の行動でポケモンを見つけたり進化させたり、まるでアドベンチャーゲームのような感覚で遊ぶことが出来ます。ただ、漠然と遊んでるだけではヒントが少ないので行き詰まってしまう恐れがありますが。また、コースが少ないので、ボリュームが少ないのも残念な点です。
1体あたり約60パーツあるため、全体的にお手軽に組める ポケプラシリーズと言えど充分な組み応えがあります。
特に、レシラムの後ろ爪、ゼクロムの前翼爪、牙などのパーツ分けには 強い拘りと手応えを感じます。
ゼクロム、レシラムともに口内の牙が1本1本造形してあり、 口内の赤系色分け(シール再現ですが、組む前なら塗装もし易くなっています)もあり こんなところまで再現して立体化するか、と思わされました。
サイズもなかなか大きく、組み終えた後の存在感もあり、 プロポーション、ポージングが良好なため見応えがあります。
稼動箇所は少ないですが、ゼクロムは肩と肘、レシラムは翼と足が それなりの範囲で動いてくれるので、意外と作れる表情は多いです。
……結局、通常キュレム、白黒キュレムと合わせて、5体揃ってしまいました。 これを左から、ゼクロム、黒キュレム、通常キュレム、白キュレム、レシラム の順に並べると、黒 → 黒+水色 → 白+水色 → 白、と色の変化が分かり、壮観です。 (白黒キュレムもプロポーション抜群で見応え良好なので、併せてお勧めします)
◆単体通常版との違い レシラムは、翼を大きく広げたポージングで、口が開いて牙が見えており たてがみの一部と尻尾がオレンジになっています。(たてがみはシール再現) これにより、より迫力のある姿になっています。
ゼクロムは、若干ながら前傾姿勢となり、尻尾のクリアパーツが黒から青になっています。 (発光ダイオードを仕込みたくなるのは相変わらず。黒キュレムもですが) 迫力の増したポージングになっているのはレシラム同様ですが、 クリアパーツ以外は、通常版とはそれほど差はありません。
◆ビクティニセット版との違い ビクティニとのセット版では、本体の成型色が異なり、 レシラムはパールコート、ゼクロムはメタリックカラーになっていますが、 こちらは通常版同様の、普通の白・黒です。
好みにもよると思いますが、(ゼクロムはメカっぽい見た目ですが) こいつらも生物ですので、普通の白・黒の方がオリジナルらしいと思います。
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