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Ultra Series 新 英雄伝説  以前に発売されたノートPC推奨版ではWindowsXPの環境のもとではステータス表示の異常などがあったので、今回はそれを修正したものと言ったところでしょうか。とくに大きな変更はありませんでした。ただ、XP環境ではMIDI音源を選択したとき、起動や、曲から曲への移り変わりに少々時間がかかってしまうのが残念でした。過去の作品だけあって、いまのハイテクなRPGに比べると、戦闘アニメーションもないので、少しさみしいと思うかもしれませんが、値段の割には楽しめる作品だと思います。オープニングや戦闘の音楽は英雄伝説シリーズのなかでこの作品が一番好きです。(システムについては、魔法はレベルアップによって習得するシステムではなく、人から教えてもらうシステムです。レベルアップしたときのステータス(強さ、賢さなど)の配分を自分で決めることも出来ます。ノートPC推奨版のときのセーブデータもそのまま使えました。)
PIL collection SM3800シリーズ Maid in Heaven ~愛という名の欲望~ ちゃんと時を経ながら物語を進行して、アイテムあり調教ありとそれはそれでいいのですが、やっぱり事務的作業になっちゃうんだよなあ。
いわゆるムフフなシーンもそうした事務的作業一辺倒で半減してしまうかなあ。
メイドスキーならいいかもしれませんが、個人的に好きですよ。
もちろん。

キャプテン翼 THE MOVIE VOL.1 [DVD]  南葛中と東邦学園の両校同時優勝後における、全日本チームの活躍を描いた劇場公開作品である。「明日に向かって走れ」(1986年3月15日)はプロローグ的な位置づけ。後半に収録された「世界大決戦、ジュニア・ワールドカップ」(1986年7月12日)では開催地アメリカで、4チームが激闘し、決勝戦は「全日本対南米アメリカ」である。

 南米チームを率いる監督が翼の師匠であるロベルト本郷という設定は面白く、予選でシュナイダーやピエールらのヨーロッパ・ジュニアが南米ジュニアに敗れるというシナリオもマンネリ化を避けた工夫であろう。南米チームのキャプテンであるカルロス・サンターナはのちのキャプテン翼の「ジュニア・ユース編」には登場しない人物である(ファン・ディアスはアルゼンチンの、ラモン・ビクトリーノはウルグアイ代表として登場)。したがって本作品は、1989年から始まった「新キャプテン翼(ジュニア・ユース編)」への序曲なのだろう。

 もちろん本作品の見所は、翼とサンターナによる同じ師匠をもつものの同士の戦いではあるが、やはり真打は翼である。決勝戦での2点とも翼が決めている(予選では、翼、小次郎そして松山が1点ずつ取っている)。むろん翼が主人公の作品なのだから、こうしたストーリー展開は予想済みであるが、他の選手がやや霞んでしまっている。岬君、小次郎しかり、途中出場の三杉淳しかりである。「新キャプテン翼」では、決めるべき人は翼であるが、他の選手への配慮も行き届いた傑作品であったことと比較すると、本劇場作品はある意味で「翼中心主義」を押し出していると言えなくもないのであり、本作品はその辺を割り引いて評価しなければならないように思う。

 なお私が注目している松山君は、ふらのを去りアメリカに渡ったマネージャーが観戦に訪れ、久しぶりの再会を果たしている。ロベルトとの再会を果たした翼の活き活きとした表情が印象に残った。

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