選手として、監督として、プロフェッショナルであり続けるジーコ 選手にもそう接し、求めてきたジーコ
残念だったろうに
ジーコの言うプロ意識、それはサッカーに限ったことではない
オーストラリア戦の敗北の後、ゲームをしてる選手がいたなんて あまりにも悲しすぎる・・・
内容的にはサカつくシリーズ屈指の中毒性がある。 特に欧州版が好きな層にお勧めできるかと。 有名選手をかき集める楽しみというよりは「チーム作り」に主体を置いている内容である。 あれよあれよと言う間に数時間経過している事もしばしば。 音声実況がカットされたのは○。読み込みもメディアインストールでかなりサクサク。 テンポもよく、育成もわかりやすい。
不満点としては毎回の事だが、所属選手が少ない、足りない。 どうしてこれを改善しないのかが不思議で仕方ないのだが(プログラム的な理由があるのでしょうか) Jリーグ好きにも、サッカー好きにもお勧めできる一本……になるはずだった。
大きな問題としてはやはりバグが多すぎる。 ・年棒に不満がある選手が爆発→年棒を上げる→反映されず退団 ・代表召集で選手が足りずゲームオーバー ・トレードで獲得するため放出した選手が残っている
テストプレイで気付かなかったのだろうか? ちょっとセガらしくないやっつけ仕事っぷりにガッカリではある。
バグを差し引いても、シリーズファンには楽しめる内容ではあるのでこの点数。 パッチ……なんてコンシューマーの売り逃げであるわけなさそうだから、次回作or完全版に期待するしかないか。
鹿島アントラーズを選手兼コーチとして強豪チームに作り上げたジーコによるサッカーのテクニックの教則ビデオがこれだ。パス&トラップ、ドリブル&フェイント、シュート&ヘディング、セットプレーについてみずから手本を見せて解説しながら鹿島の選手に練習させていく。神と言われた選手の言葉は、ひとつひとつに重みがある。また、ジーコの個人技を鑑賞するのにもよいビデオだ。
現サッカー日本代表監督のジーコの若かりし頃の姿が見れます
白いペレとも呼ばれた天才ジーコ
すごいプレーの連続です
かっこいいです
W杯前に見ておくといいと思います
ジーコを見る目も変わります
この本はいろいろな読み方ができる。
まず、監督ジーコの視点である。「アントラーズをプロとしてすばらしいチームに育てたい」「日本代表のすばらしさを世界に知らせたい」という使命感に燃え、鹿島時代には様々なことを言い、時には変えた。代表監督時代はあまり言わなくなったが、共に心がけていたのは「ファミリー」づくりであったと言う。
私は以前から、「ジーコはブラジル人らしくない」と思っていたが、この本を読んで改めてその意を強くした。時間に律儀、ファンへの気遣い、仕事に対する準備の入念さ、などは、その一例である。
通訳という仕事の難しさも感じ取れる。
「ジーコと選手のパイプ役」と書けば聞こえはいい。しかし実際は板挟み状態で、最初にジーコの言い分を聞くのも、日本人側の反論を聞くのも、通訳。金の交渉でフロントの側に立って通訳したすぐ後に、練習場に行ってジーコのそばで選手に指示する、という立ち位置を変える場面もある。
それから世界的なスターであるジーコのコメントが鈴木さんを介して日本語にされ、全世界に発信され、注目される。 その責任の重さたるやハンパではない。
言葉自体の難しさもある。ハーフタイムの選手への指示で「ヘビがタバコを吸う」なんて言われたら、誰だってポカーンとしますよね。
そしてこの2人を通じて、契約社会に生きるプロフェッショナルの姿がある。 ジーコは日本に来た時から超一流だった姿が、鈴木さんは“ジーコイズム”が徐々に浸透し、通訳のプロフェッショナルとなっていく姿が描かれている。プロ化間もない鹿島の選手や取材経験の浅い記者に向けて、ジーコが少ししか喋っていない時でも、その意図を理解して言葉を足すこともあった、ということもその一端である。
それから、2004年W杯アジア一次予選のアウェーのオマーン戦での鈴木通訳の退席処分も、鈴木さんなりに考えた行動であったことに凄く嬉しくなった。あの当時は「前代未聞の出来事」として片付けられたが、「ジーコの影武者」と呼ぶにふさわしいエピソードだと思う。
ジーコジャパンはW杯では結果は残せなかったが、貴重な教訓は残した。日本代表を応援する者の視点で、ジーコジャパンの貴重な“内部資料”である本書から得るものは少なからずある。
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