マンガって、やっぱり面白いですよね。 自分は、本作の連載当時に思春期を過ごしましたが、良い意味でトラウマになった作品です。
前半と後半では全く異なるストーリー展開なんですが、濃密で極端なキャラクターの数々と、徹底的な宮下イズムで前進する強引さが 逆に気持ちいいです。 やるならここまで極端に徹底的に強引にやった方が、マンガらしい!
社会人になってみると、自分と同年代の男の人は、意外とみんな読んでいる。 「民明書房刊」という たった一言を口にした瞬間、急に意気投合してそのまま取引がウマく行ったりもする。
『…なんだ!? みんな結局読んでるんじゃん!!』
好き嫌いはハッキリ別れると思いますが、それでこそマンガではないかと。 目が覚めるような一撃が欲しい方は、是非 ご一読ください。
昔懐かしい2D格闘ゲームを彷彿とさせる出来です。 男塾のファンならば楽しめる要素がてんこ盛りですが、ファン以外には全く支持されそうな要素がありません! ゲームをはじめて、いきなり、「こんなヤツが隠れキャラにいるの?」ってぐらいのキャラがCOM側で出てきちゃうのが先の楽しみをざっくりと奪ってしまう仕様になっております。 コマンド技が2つ、後はR1で必殺技が簡単に出せます。 それが全キャラ共通です。 しかし、コマンド技、通常技など、キャラによって使い勝手というよりも、バランスが完全にバラバラです。 ただ、それが男塾テイストであることは間違いありません。 私は、かなりの男塾ファンですので、思いっきり楽しめました。 ただし、ゲームシステムの外の部分で楽しかったわけですが。
男を磨く男塾。超硬派ですが、ギャグもあり、爆笑もできます。結構面白いマンガです。ケンカばかりしていますが、男の道、意地、根性、という古風な美学に貫かれています。絵も迫力あります。少年漫画らしいといえば、らしいマンガです。
映画の内容に関してはスタンダードエディションの方に書きますので ここではプレミアムエディションのみの特典について書きます
まず ●アウターケース付きデジパック仕様 外は黒一色シンプルで中は赤の男塾マンガコラージュ ガクランっぽくていいんじゃないでしょうか ビニールを外しても帯がちゃんとついたままになる設計が親切です
●オールカラー8Pブックレット まったくの期待ハズレです 油風呂、獨居房、驚邏大三凶殺の絵が見開きでデカデカと書いてあるだけです それぞれの解説すらありません いいかげん過ぎです これならついていない方がましです
●ピクチャーレーベル 映画の1シーンなんですけど、まぁ普通な感じです
●メイキング ふつうにメイキング、そこそこ楽しめました
●未公開シーン 完全な未公開シーンは幻のエンディング1個だけです・・・ NGシーンは未公開シーンとは違うと思うんですが・・・NGシーン集でも作りゃいいのに・・・
●スタッフキャストインタビュー メイキングの中でちょっとコメントするだけだったような・・・
●公開初日密着ドキュメント まぁよくある感じ、普通です
●男塾外伝 これがオマケとしては一番よかった 数分のショートストーリーで富樫にラブレターが来るまでの経緯なんですが これがあることで、なんか富樫が救われますよね
まぁなんちゅーか 見るべきものはメイキングと外伝ぐらい 特典関係も散漫で作りこみが足りない感じです
凝っている演出は凝っているのだが、 基本単調な横スクロールアクション。 ボス戦以外は「キャラクターの特徴が感じられない」のが残念。 全体的にアクションがもっさりしていて、爽快感が感じられないのも残念だ。 (うんざりするような「忍耐」を要求される場面もしばしば)
だが、男塾ファンには「友情のエール」「根性」「オープニングのテーマ曲」など 熱く感じられる部分もある。 完成度と爽快感のアップした「リメイク」を今でも希望したい。
あと、「3面で落ちてくる岩」は避けなくとも「しゃがめば」かわせるよ。
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